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【Café&Meal 天神大名】Cafe&MealMUJIの「白和え」|スタッフのおすすめ

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スタッフのおすすめ

2019/11/29

こんにちは。Cafe&MealMUJI天神大名です。

今日は、Cafe&MealMUJIの「白和え」についてお話します。シーズンごとにメニューが一新されるCafe&MealMUJIのショーケースですが、どのシーズンでも、「白和え」はいつもの顔ぶれの一つとしてならんでいることが多い人気のデリです。歴代の白和えを振り返ると、「焼き鯖の白和え」(鳥取の郷土料理)や、「きのことオリーブの白和え」、「ミックスビーンズとドライフルーツの白和え」など、ひと言に「白和え」と言っても様々なバリエーションをお届けしてきました。どの白和えも、郷土料理であったり、洋風にアレンジしたり、豆をテーマにしたりと、開発にはこだわりやストーリーがあります。この、「テーマに基づくこと」「ストーリーがあること」「地域食材や郷土料理を伝えること」などは、Cafe&MealMUJIのメニュー開発の基本です。


いまの白和えは、「黒海苔と釜揚げしらすの白和え」です。この白和えのポイントはなんといっても「黒海苔」です。愛知県の鬼崎漁協で水揚げされた海苔を扱う、創業1885年(明治18年)の老舗海苔問屋「山ヨ榊原商店」さんの海苔です。Cafe&MealMUJIのシェフが良い海苔を求めて全国を探し回った末にたどり着いたのが、この鬼崎の海苔でした。鬼崎が位置しているのは愛知県伊勢湾の中でも日本アルプスや濃尾平野からのミネラルをたっぷりと含んだ木曽三川の水を最初に受け止める海域。大地の養分を一身に浴びて育つ海苔は、「味・香り・歯切れのバランスが全国一」と榊原さん(山ヨ榊原商店)も太鼓判を押すものです。

このデリは「この海苔でないと美味しさが伝わらない」と開発されました。実際つくってみて、その深い黒、しっかりとした感触、香り高い味わいに納得しました。


そして、ふっくらと仕上がった釜揚げしらすの海を感じる塩気、しっかりとみずきりした地元の木綿豆腐の甘み、コクを加える透明の太白ゴマ油で和えます。あとは、塩と香り付のための醤油をほんの少し。とてもシンプルで、素材を味わえる無印らしい一品です。


この、「黒海苔と釜揚げしらすの白和え」はもう一つバリエーションがあります。食材はそのままに、味付けを味噌、醤油、マヨネーズでソースをつくり、和えたものです。実は、鬼崎漁港にて若い漁師さんの話をヒントに開発したものです。地元ならではの伝統料理と、新しい食べ方を現地で吸収させていただきました。こちらは次のシーズンにてラインナップする予定ですので、ぜひ、食べ比べてみてください。


今回の「海苔」のような、食材と生産者さんとの出会いやストーリーが本になりました。
デリケースの角にありますので、ぜひ、お手に取ってごらんください。
皆さまのお越しをお待ちしております。


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