Café&Meal_MUJI天神大名

【Café&MealMUJI天神大名】コーヒーのお話

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その他

2022/01/31

こんにちは、Café&MealMUJI天神大名です。
 
今日は「コーヒーは果実」とも言われるコーヒーが出来上がるまでのお話です。
 
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コーヒーが育つ国は赤道をはさんで南北緯25度間に点在します。この地帯を「コーヒーベルト」と呼んでいます。
実はコーヒーはすごく繊細な植物で、暑さや寒さに弱いそうです。
苗木を1本1本植える事から始まるコーヒー栽培。毎日の水やりの他、肥料や除草、シェードツリーと呼ばれる高い木や、とうもろこしの垣根を作って直射日光があたらないようにするなど、手間隙かけて育てます。
発芽後3~4年でやっと一人前になり、ジャスミンのような白い花が咲きます。
花が3~4日で散ると実がつき、6~8ヶ月かけて真っ赤に熟します。この真っ赤な小さな実がさくらんぼのようなので「コーヒーチェリー」とよばれるそうです。
熟した果肉を剥くと種が2つ入っており、やっと私たちの知っているコーヒー豆の形になります。

果肉を取り除く方法は2パターンあり、水洗式(ウォッシュド)と非水洗式(アンウォッシュド)です。
水源のある地域は水洗式、収穫時期に乾燥している地域は非水洗式など、地域により変わってきます。
ワインでいえば、水洗式は「白ワイン」非水洗式は「赤ワイン」のような味の違いになります。
豆の扱い方ひとつで味が大きく変わるんですよ。
こうして豆となり、世界中に流通していくのですが、その前に厳しい選別がされます。
コーヒー鑑定士によって、生豆の色、形、粒度の揃い具合、欠点豆などがカウントされ、コーヒーの香りや味をききわけて格付けがされます。
そしてこの厳しい選別に生き残った豆だけが、わたしたちへと届きます。

次に、よく聞く焙煎という言葉。これはコーヒーの生豆を炒ることで、美味しいコーヒーになるには欠かせない工程です。
焙煎時間や方法により、浅炒りから深炒りまで8段階があります。同じ産地の生豆でも焙煎の方法によってまったく異なる風味になるそうです。
ライトロースト → シナモンロースト → ミディアムロースト → ハイロースト → シティロースト → フルシティロースト(これがCafé&Meal のコーヒーです) → フレンチ(カフェオレやアイスコーヒーなど) → イタリアン(カプチーノなど)

このようにして、こんがりと香りよくローストされたコーヒー豆は、コーヒーミルで細かく挽かれ、熱いお湯を注ぎ、1日のひとときへと世界中の人達に楽しまれています。
毎日何気なく飲んでいたコーヒー。
色んな方の想いや努力があったからこそ、今日もおいしいコーヒーが飲めると思うと感謝でいっぱいの気持ちです。

いただきます。そしてごちそうさま。
 
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