こんにちは。
今週のお野菜は愛媛県西条市の絹かわなす、長野県南佐久郡佐久穂町のピーマン、長野県下伊那郡のガブリエル。
昨日はピーマンをご紹介致しました。
本日は絹かわなすとガブリエル。
どちらもあまり聞き慣れないお野菜だと思います。
それもそのはず、あまり多く流通していないお野菜です。
片手で持つのに苦労する程大きいです。
絹かわなすは愛媛県西条市の限られた地域で作られています。
野菜はほとんどのものが品種改良されていきますが、絹かわなすは在来品種。とても珍しいことです。
なすの表皮が絹のように薄く、果肉がとろけるようななめらかさ。
この果肉の味は絹かわなすならでは。
果肉が柔らかい分流通が難しく、あまり広く普及していません。
今回は市場を通さず、JA西条から直接届きます。
しっかりと詰まった果肉から、水分が溢れてきます。
油との相性が抜群に良いので、今回は衣をつけて揚げます。
ひとくちサイズに乱切り。
皮を部分的に剥いたりする必要はありません。
皮の紫色はポリフェノール。栄養素です。
綺麗に揚がりました。
ここに生ハム、塩、ブラックペッパーをかけるだけ。
噛むと水分が溢れ出てくる、というより噴き出してくるので火傷に注意です。
皮の固さは一切感じず、果肉も柔らかいので溶けてなくなるような感覚。
これでまだ絹かわなすの4分の1程度しか使用していません。
他にもまだまだ楽しめます。
お次は宮下農園さんのガブリエル。
カラーピーマンの一種です。
元の苗の値段が高く、生産も簡単ではない為あまり流通していません。
日本で初めてガブリエルの生産に成功したのが、宮下農園さんです。
見た目からパプリカを想像しますが、全く違う味です。
パプリカは薄く皮が張っていて口に残るのでレストラン等では外皮を外して提供されます。
ガブリエルはとても柔らかいので、外す必要がありません。
簡単にサラダと、もう一品鶏肉と合わせ炒めて頂きました。
サラダはマヨネーズをさっと和えて、ブラックペッパーとオリーブオイルをかけました。
こちらは醤油、みりん、酒を各大さじ1と砂糖大さじ1/2を合わせて炒めました。
生で食べるとシャキシャキとした食感、みずみずしさがあります。
加熱すると甘さがぐっと出てきて、とっても美味しいです。
どちらも違った美味しさがありますので、是非食べ比べてみて下さい。
お野菜は本日から3日間限定で販売致します。
数量限定、特にガブリエルは入荷数が少なくなっておりますので、お早めに。
ルミネ町田