こんにちは。
夏の暑さも落ち着き、過ごしやすくなってきましたね。
そんなお散歩日和にふらりと行ってきました
『大和郡山散歩』シリーズ第2回です。
近鉄郡山駅を背に、近鉄郡山駅前商店街を抜け金魚ストリートを右折ししばらく進むと右手にかわいらしい白い看板が見えてきます。
そこが今回お伺いした店主の砂川さんがセレクトした本が所狭しとならぶ とほんさん、本屋さんです。
「○○と本」という、○○にどんな言葉を入れても成り立つ、本と繋がれるという思いが込められていて、「とほん」という店名にされたとのことです。
外観は明るい木の枠組みで囲われていてお洒落な佇まい。
店舗前には秘密のお庭に繋がっていそうな小道が伸びていて、お店に入る前からワクワクします。
いざ中に!!
間接照明の暖かい光が各所に灯り、なんとも落ち着く空間が広がっていました。
店内をぐるりと見渡すとまず目に入ったのが入口のすぐ横に備えられたポストカードコーナー
カラフルかつ、可愛らしいポストカードが並んでいます。1枚、もう1枚とついつい集めたくなりますね。
棚にはセレクトされたとっておきの本や雑貨などが並んでいます。
イラストやエッセイなどが豊富で、普段本を読まない方でも手に取りやすいラインナップのようです。
大きい本屋さんではコーナーの区画がはっきりとされているので、目的の本を探しやすくはなっていますが、目的外の新たな本との出会いは多くないと思います。
でもこちらのとほんさんは、様々なジャンルの本が綺麗に見やすく陳列されているため、手に取ってじっくりと見て新たな本との出会いに期待が膨らみます。
1冊1冊手に取り、じっくりと見ていると1冊1冊出版社さんや作家さんがこだわった表紙や帯、素材、本のつくりそのものなどを感じることができ、心躍ります。小さい出版社さんがこだわって作った書籍を是非見てほしいとのことです。
店主の砂川さん。海外小説がお好きとのこと
他にも店内には企画展のコーナーがあり、展示やイラスト展など月替わりで行われています。
お伺いした月は五條市で活動されている作家さんのもんぺの展示販売をされていました。
毎月どんな企画があるか楽しみですね。
大和郡山らしい金魚をモチーフにした雑貨も沢山!!
可愛らしくスタイリッシュですね。
店舗壁面上部にはなにやら可愛らしい手書きの文字がたくさん!
そこにはお店の名前の由来の○○と本という言葉やイラストが書かれていました。
オープンの際に親しい方々に「好きな言葉と本」という題材で書いてもらったそうです。
洗練されながらも楽しい空間が作られているとほんさんには、ついつい立ち寄りたくなる魅力がたっぷりでした。
「「買う」のが目的ではなく「寄る」のが目的になるような気軽な場所になれば」
そんな砂川さんのあたたかい言葉に、とほんさんというお店の良さが詰まっていると感じました。
たまには日常の喧騒から離れ、空想の羽根を伸ばしてみるのは如何でしょうか。
次はどこに伺いましょうか…次回もお楽しみに!!
無印良品 イオンモール大和郡山