フェアモール福井

【フェアモール福井】 福井の冬の名物は?

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2020/02/26

こんにちは。無印良品フェアモール福井です。
今回は『福井の冬』にかかせない、水ようかんについてご紹介させて頂きます。
つるりとした柔らかい食感に、スムースな口当たり。
材料はこだわりのあずきあん、黒砂糖、ざらめ糖、寒天です。
職人技の素材選びの良さと配合のバランスが、美味しさに生かされてます。
 
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冬の風物詩として親しまれているのは、こたつで水ようかんです。
福井で多くの方の、お気に入りの水ようかんは昭和12年創業の「えがわ」です。
取締役、江川 真紀子さんにお話を伺って来ました。
写真一番右側が江川 真紀子さんです。
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福井の水ようかんの歴史を聞いてみました。
【文献などはありませんが、】
昔京都に奉公に来ていた丁稚(でっち)が正月の里帰りに持ち帰って広まった。
高価なようかんを水で薄めて改良して庶民に低価格な手に入りやすい水ようかんが広まった。ーなどの説があるそうです。
庶民が冬に水ようかんを食べる習慣が当たり前になり、お決まりになり、定番になっていったらしいです。
真紀子さんは小学生の頃、和歌か俳句の冬の授業で季語に水ようかんを使ったそうです。
全国的にいえば水ようかんは夏の季語が一般的です。
真紀子さんの先生は真紀子さんの和歌か俳句にまるをつけてくれました。
福井では水ようかんが冬の季語だからです。
有限会社えがわさんは、11月から3月の間だけ水ようかんを作っています。
福井の他の菓子屋さんも同じく、水ようかんは冬季のみだそうと言ってました。
えがわの水ようかん、保存料は一切使わないため要冷蔵で5日です。
昔は外の雪に埋めて保存してたそうです。
一般的な水ようかんより水分が多く、糖度が低くて痛みやすいから寒い時期に作るようになった。
昭和30年代、水ようかんはお母さんが作る家庭のおやつだったり、正月の重箱に入れておせちの一品として振る舞われたりしたそうです。
今も昔も正月に、家族や友達とこたつで水ようかんを頬張るのが、福井の冬の幸せだと思います。

無印良品フェアモール福井
 

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