こんにちは。
無印良品させぼ五番街です。
先日、長崎市で行われた長崎ペーロン選手権大会に行ってきました。
ところで、みなさんはペーロンをご存知ですか。
ペーロン競漕のルーツは中国に始まります。
長崎で初めてペーロン競漕が行われたのは1655年。
長崎港に停留中の唐船が暴風雨のため難破し多くの溺死者を出したため、長崎在留の中国人達が海神の怒りを鎮めようと艀(はしけ)を借り集めて、長崎港で競漕したのが始まりといわれています。
現在では毎年6月から8月にかけて、海辺の各地域で端午の節句や大漁祈願、また田植えの後など盛んに行われています。
1977年からは7月下旬に各地区の選抜チームが出場し、長崎港内で長崎ペーロン選手権大会が開かれています。
ペーロンの船の長さは45尺(13m636mm)
漕手は26名以内
競漕距離は往復1,150m(住路630m 復路550m)

発槽旗が振り下ろされたらスタートです。
一斉にドラや太鼓が響きます。
応援している私も、気付いたら力が入っていました。
チームで力合わせて一生懸命ゴールに向かって競漕している姿がとても素敵でした。

今年の長崎ペーロン選手権は終わってしまいましたが、毎年行われておりますのでご興味のある方は是非来年足を運んでみてくださいね。
無印良品させぼ五番街