無印良品のものづくりの基本となる考え方の一つに、「素材の選択」があります。
品質は変わらないのに、見栄えのために商品をつくる工程で捨てられてしまう部分。
この部分も素材は変わりません。
今回は、そんな部分を使って作った商品をご紹介します。
端材 麻平織四角い布
端材 綿洗いざらし四角い布
55×55cm 消費税込499円
ボックスシーツを作る工程で出る四隅のハギレを使い、大判の布を作りました。ハンカチ、お弁当を包む布としても使えます。
一枚の布なので、いろいろアレンジもできますね。
今回は、この四角い布をお裁縫がとっても上手なスタッフOさんに渡して、何か作って!とお願いしてみました。さぁ、なにができるでしょう?
まず洗いざらしの綿を使って出来上がってきたのが、あずま袋。お財布と携帯電話などを入れてちょっと近所に買い物に…なんて時にもちょうどいいサイズです。
Oさん曰く、作成までたったの15分くらいとのことでした!すごい…
作り方を簡単にご説明します。
四角い布を対角線で三角形に切ります。
それぞれ半分に折って、写真のように重ねてミシンで縫うだけ。
お弁当箱を入れるのにもおすすめです。
次に麻平織を使って出来上がったのがこちらのティシューケースです!
こちらは正方形のままだと少し大きいので、カットして長方形にしてから端を縫い合わせます。
ポイントは取り出し口の布をかぶせる位置を逆にしたこと。こうすることで取り出し口がくたっとなりにくいそうです!(Oさん談)
もしかしたら捨てられていたかもしれない端材の布が、アレンジで生まれ変わりました。ミシンがなくても手縫いでも作れる簡単な縫い方です。
おうちで過ごす時間が増えている今、お裁縫にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
丸井吉祥寺店 無印良品