こんにちは。
先日、実家からたくさんのレモンが届いたので何に使おうかと考えていたのですが、今回はリモンチェッロを作ってみようと思います。
リモンチェッロはイタリアで生まれの食後酒として親しまれているレモンリキュールです。
用意するもの
・レモン(皮を使うのでできれば無農薬) 8~10個
・グラニュー糖 350g
・牛乳 660ml
・スピリタス 500ml
・ソーダガラス密閉ビン
密閉ビンは予め分解して、煮沸消毒後に乾かしておきます。
※金属とパッキンは煮沸消毒できません。
密閉ビンのパーツは意外と簡単に取り外すことが出来ました。
これなら使うたびに清潔にお手入れをして、長く大切に使うことが出来そうです。
レモンをよく水洗いして汚れを落とし、水気を拭き取ったら、ひとつひとつ丁寧にピーラーで皮を剥いていきます。
レモンのさわやかないい香りが、キッチンに広がります。
この時できるだけ薄く皮を剥くのがポイントです。
白いワタの部分が混ざってしまうと苦みが出てきてしまいます。
丁寧に剥いた皮を密閉ビンに入れその上からスピリタスを注ぎ入れます。
この時使用するビンは、お酒が蒸発してしまうので密閉ビンを使用してくださいね。
今回はソーダガラス密閉ビンの750mlを使用しました。
ここのまま9日間漬けておきます。
どんな変化があるのか楽しみです。
さて、9日経過しました。
お酒の様子を見てみましょう。
レモンの皮から色が抜けて、無色透明だったスピリタスがきれいなレモン色になっています。
取り出したレモンの皮は色が抜けてカリカリになっています。
皮はもう使用しないのでここで処分してくださいね。
今回は、クレマ・ディ・リモンチェッロというクリーミーなリモンチェッロを作ります。
牛乳と生クリームをお鍋で沸騰しないように温めて、そこにグラニュー糖を溶かし入れてシロップを作ります。
シロップが冷めたら、レモンの皮を取り出したお酒に注ぎ入れてゆっくりとかき混ぜます。
シロップとお酒が混ざる瞬間にふわっと色が変化してとてもきれいです。
清潔なビンに移し替えて、冷凍庫でよーく冷やして完成です。
イタリアでは、レモンの収穫の季節になると各家庭でリモンチェッロを漬けるそうで、それぞれの家庭の味があるそうです。
日本でいう梅酒のようなものでしょうか。
いろいろアレンジして自分好みのリモンチェッロを作ってみるのも楽しいですね。
今回使わなかったたくさんのレモンの果肉を使ってレモンシロップを作ってみようと思います。
上手に作ることが出来たら、次の機会にご紹介しますね。