君が無邪気に言った。
「料理上手だし、絶対お菓子も美味しく作れるよ!私、キミの作ったマカロン食べたいな~」
僕は悩んだ。ホットケーキやクッキー程度なら、何度か作ったことがある。マカロンなんてフランスかイタリアか、行った事もない国のお菓子を作ることができるのだろうか。しかも、誰かに食べさせるようなものとなると、、、
しばらくネットで検索すると、「マカロンの手作りキット販売中!」のページを見つけた。“無印良品 岐阜高島屋”いつも立ち寄る無印良品だ。僕は迷うことなく、そこへ向かった。
エスカレーターで2階へ上がると、僕の好きなカレーコーナーがある。種類が豊富でいつか全種類食べきってやろうと思っていたのに、今は“トマトのキーマ”から抜け出せないでいる。
ふと横を見ると、華やかなコーナーがあった。目的のバレンタイン手作りキットのコーナーだ。“自分でつくる2色のマカロン”を手に取り、念入りに作り方をチェック。説明を読んでいると、僕にも作れそうな気がしてきた。
「いらっしゃいませ!今日はカレーじゃないんだね。」
「あ、、、ちょっと頼まれたんで、、、失礼します!」
いつもの店員さんに笑顔で話しかけられたのに、慌てて1階のレジへ逃げてしまった。別に逃げなくてもよかった。少し後悔しながら、それでも“自分でつくる2色のマカロン”を手に入れ、誇らしげに店を後にした。
家に帰り、手を洗いうがいをしたら、キッチンへ向かった。
僕はマカロンを作る!
まずは材料を確認。
なるほど、いちごとピスタチオそれぞれの種を作って、それを焼くと。
いろいろな粉を手順よく混ぜ合わせたら、ピスタチオの生地ができた。
絞り袋にセットしたら
天板に間隔を均等にあけて絞り出す。そしてオーブンへ。いちごも同じ要領で生地を作り焼き上げた。
溶かしたチョコでマカロンを挟んで完成だ。
できた!こんなにいい香りのする、しかも淡いピンクと黄緑の儚いお菓子を、僕は作った。
君は、僕が作ったこのマカロンを、美味しいと言って食べてくれるのだろうか。いや、君に食べて欲しいんだ。
でも僕は、本当は、君が作ったマカロンがたべたい、、、
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無印良品 岐阜高島屋
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