名古屋名鉄百貨店

【名古屋名鉄百貨店】少しでも無駄を減らす無印良品の取り組み|資源の循環

ヤシの食器

売り場・サービス紹介

2025/12/09

今回は無印良品の環境問題に関しての取り組みの話を少ししようと思います。 

 

無印良品では本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客様にお届けするため、廃棄物や資源に着目をし、持続可能な社会に向けた商品開発を行っています。 

その取り組みの代表的なものが”4R”です。 

Reduce(物を減らす)、Reuse(繰り返し使う)、Recycle(再生して使う)、Repair(修理して使う)を積極的に推進し、モノづくりに伴う環境負荷の軽減に寄与しています。 

 

そんな取り組みを体現した商品が『ヤシの端材を使った食器シリーズ』です。 

 

みなさんはパーム油って知っていますか? 

パーム油は世界で最も利用されている植物油脂の1つで、食品からシャンプーなどの日用品まで幅広く使用されています。 

 

そんなパーム油の需要が世界で拡大していく中で、製造過程で排出されるヤシの房は、これまで有効な使い道がなく廃棄されるか、焼却されていることもあるそうです。 

放置されたヤシの端材らはメタンガスという温室効果ガスを発生させることで、地球温暖化の一因となっています。 

食器の寄り写真

 

そこで無印良品ではヤシの房を粉砕したものを25%、ポロプロピレン樹脂を75%混ぜ合わせた素材をカトラリーや食器として使用できる商品にしました。 

食器一覧

特長としては、なんといっても軽い。 

そして割れにくいので、お子さんやご年配の方でも安心して使いやすく、普段使いとしてはもちろん、アウトドア用の器としてもぴったりなんです。 

落として割ってしまった時の後処理や罪悪感が減るのも地味にありがたい。 

また、食洗機や電子レンジでもそのまま使用できるのもうれしいところです。※ 

※レンジ使用は600W以下、3分未満の加熱に対応しています。 

ナチュラルの色の食器
ブラックの色の食器


無印良品では『感じの良い暮らしと社会』を目指して持続的な社会のため、再生素材を使用したものや環境負荷の少ない製造工程を精査したものをお客様にお届けできるよう今後も努めてまいります。 

”資源”や”原料”、普段当たり前のように手にしているものも、作られる境遇や背景があります。 

それらを知るアクションをとることで、普段の買い物に1つの選択肢を増やしてみませんか? 

 

無印良品 名古屋名鉄百貨店 

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