こんにちは。
お正月休みも終わり、成人の日を含めた三連休も終わり、いよいよ2023年の通常運転がスタートしたぞ!という時期ですね。
今回は、新年一冊目に読む“本始め”がより良いものとなるように、未来屋書店屈指の本好きの精鋭たちが選考して決めている、『未来屋小説大賞』受賞作をご紹介します。
『未来屋小説大賞』とは、今年で6回目になる未来屋書店独自の文学賞。2021年9月~2022年9月に出版された文芸書の中から、未来屋書店の本好きの精鋭“本屋隊長”と未来屋書店商品部の方が選考している文学賞です。
第6回未来屋小説大賞栄えある第1位は…
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇 美緒 著(集英社)消費税込1,760円
武器はチェロ。潜入先は音楽教室。傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いを描く感動のスパイ×音楽小説。孤独を自覚する苦しさ、まっすぐに人と向き合うことの難しさ、つながる事のあたたかさが、音色のようにじんわり響いて心に沁み入ります。
第2位
『汝、星のごとく』凪良 ゆう 著(講談社)消費税込1,760円
風光明媚な島で育った暁海と自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。誰かと共に、依存ではなく共存で生きていく。生きることの自由さと不自由さを描きます。
第3位
『方舟』夕木春央 著(講談社)消費税込1,760円
山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった…。迫りくるリミット、迫られる選択。良い意味で最悪の読後感を味わえます。
4位以降はこちら!
4位
『むき出し』兼近大樹 著(文藝春秋)消費税込1,760円
5位
『腹を割ったら血が出るだけさ』住野よる 著(双葉社)消費税込み1,650円
6位『俺ではない炎上』浅倉秋成 著(双葉社)
7位『爆弾』呉勝治 著(講談社)
8位『夜の道標』芦沢央 著(中央公論新社)
9位『#真相をお話しします』結城真一郎 著(新潮社)
10位『カレーの時間』寺地はるな 著(実業之日本社)
イオンモール高崎にお越しの際は、素敵な“本始め”にふさわしい書籍を是非選んでみてください!
ご来店、お待ちしております。