イオンモール高崎

【イオンモール高崎】未来屋書店 今週の本のオススメ

本屋大賞

スタッフのおすすめ

2022/01/23

こんにちは、イオンモール高崎です。

本屋さんでいちばん盛り上がる文芸書の賞、『本屋大賞』のノミネートが発表されました。

『本屋大賞』とは、書店で働く書店員が、過去一年の間、自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」と思った本を選び投票する、本の祭典です。毎年この時期にノミネート作が発表され、受賞作品は4月に発表になります。
 
本屋さんが自ら売りたい!と思うような書籍が並んでいるので、自然と売り場での力の入れようも強くなっていくのです。
今回は、そんな『本屋大賞』のノミネート作とあらすじを一挙ご紹介いたします。
 
本屋大賞

『赤と青とエスキース』青山美智子 著(PHP研究所)消費税込1,650円

メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画(エスキース)」。
日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
二度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
 
本屋大賞

 『硝子の塔の殺人』知念実希人 著(実業之日本社)消費税込1,980円

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。この館で次々と惨劇が起こる。
 
本屋大賞

『黒牢城』米澤穂信 著(KADOKAWA)消費税込1,760円

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。
 
本屋大賞

『残月記』小田雅久仁 著(双葉社)消費税込1,815円

近未来の日本、悪名高き独裁政治下。世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。
 
本屋大賞

 『正欲』朝井リョウ 著(新潮社)消費税込1,870円

生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う――。
あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ――。
 
本屋大賞
 
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬 著(早川書房)消費税込2,090円

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。間一髪で救われたセラフィマは戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともにスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?
 
本屋大賞

『星を掬う』町田そのこ 著(中央公論新社)消費税込1,760円

小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。その後、私は、母に捨てられた――。とあるきっかけで母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。すれ違う母と娘の物語。
本屋大賞

 
『夜が明ける』西加奈子 著(新潮社)消費税込2,035円

15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。普通の家庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキ。思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描きながら、 人間の哀しさや弱さ、 そして生きていくことの奇跡を描く。
 
本屋大賞

『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成 著(KADOKAWA)消費税込1,760円

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。


最後にご紹介する作品は『スモールワールズ』一穂ミチ 著(講談社)消費税込1,650円です。

BL小説界の鬼才、初の一般文芸作品。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。心の中に刺さって取れない棘のような文章の中にもすがすがしい情景や深い愛、狂おしい情動が潜む完成度の高い短編を読むことができる。
 
以上がノミネー10作品です。
気になる書籍はございましたか?受賞作品が決まるまで、ノミネート作の中から読書する本を選んで自分なりの大賞作品を見つけるのも楽しいですよ。
 
おうち時間の充実に、是非活用してみてくださいませ!

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