こんにちは。
無印良品イオンモール大高です。
いつもおたよりをご覧いただきありがとうございます。
無印良品のものづくりでは、基本となる考え方である「3つのわけ」があります。
1.素材の選択
2.工程の点検
3.包装の簡略化
の視点を持ち続けることで、地球環境や生産者に配慮した素材を選び、すべての工程において無駄を省き、
本当に必要なものを本当に必要なかたちで提供することを目指したものづくりをおこなっています。
そんな「わけ」で商品を扱っている無印良品ですが、
こちらのおたよりでは「MUJIのいいもの」と題して、素材や使い勝手などの視点から「いいもの」をピックアップしてご紹介していきます。
MUJIのいいもの、第8回は、ごはんにかけるシリーズから「牛すじとこんにゃくのぼっかけ」をご紹介します。
ごはんにかけるシリーズは、温めるだけで日本・世界の郷土料理を手軽に味わうことができます。
■ごはんにかける 牛すじとこんにゃくのぼっかけ
ぼっかけとは、神戸市長田区の名物料理で、牛すじとこんにゃくを醤油で甘辛く煮込んだものです。
しかし、実は長田区で「ぼっかけ」と呼ばれることは少なく、「すじ」や「すじこん」の愛称で親しまれています。
そもそも、「すじこん」のはじまりは大正初期であり、
当時は廃棄されることが多かった牛すじ肉を地元民に安価に販売され、これを利用したことがはじまりと言われています。
地元では、うどんやそばなどの汁物にかけて食べることも多いと知り、さっそく作ってみました。
作り方は簡単で、市販のうどんを茹で、だしの入ったお皿に入れます。
そして、温めたぼっかけを上からかけ、ねぎを添えれば完成です。
甘辛い醤油ダレとうどんのおだしがよく合い、後から感じる生姜の香りが食欲をそそります。
さらに、ゴロッと具材感のある牛すじとこんにゃくは満足感があります。
私自身、ぼっかけをここまで深掘りしたのは初めてで、
昔の人が捨てるのはもったいないと考え、食材を大切にする思いから生まれたぼっかけに親しみを感じました。
食を通じて、昔の人の思いや考えがみえることが、郷土料理のよさですね。
ごはんにかけるシリーズは、他にも多数、商品がございます。
郷土料理を手軽に味わいつつ、昔の人の思いに触れてみることで、新たな発見に出会えるかもしれません。
ぜひ一度お試しくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさまのご来店をスタッフ一同お待ちしております。
イオンモール大高