春のあたたかさを感じられる季節になってきました。
新生活に向けて準備を進めている方も多いのではないでしょうか。
今回は暮らしに取り入れやすい、Found MUJI「竹」の新商品をご紹介します。
みなさんは「竹」と言われてどのようなことを思い浮かべますか?
京都であれば美しい竹林、春といえば竹の子などさまざまなことを思い浮かべるのではないでしょうか。
竹は世界中に生育し、昔から人々の役に立つ素材として使われています。
新商品は「切る・削る」「割く・裂く」「曲げる」「編む」の工程に分けて新商品をご紹介します。
『切る・削る』
竹は、棹(さお)中が空洞なので、中身の詰まった樹木に比べ楽に切ることができます。
切り方を工夫すると頑丈な管として利用できます。
表面はツルツルとした質感で、とても肌触りがいいです。
筒やカップは同じ商品でも、厚みもさまざまで全く同じものは一つもありません。
一つひとつ竹本来の温かみが感じられます。
Found MUJIの衣服ブラシは持ち手部分が、通常の商品より長く作られてます。
かがまずに足元の埃や汚れをとることができるので、玄関先での使用がおすすめです。
『割く・裂く』
繊維に沿ってたてに刃を入れると簡単に割れます。
その構造により、帯状やスティック状など様々な太さに割ったり裂いたりしやすく、さらに強度と柔軟性は失われません。
全て細さが均等ではなく、細いものや太いものと違いがあることで細かなほこりやごみなども取ることができます。
『曲げる』
竹棹(たけざお)は長く、繊維が高密度なため折れにくく、曲げても断裂しません。
この性質のおかげで、余計な部品を使わず自由に成形できます。
籠の縁や持ち手など部位に合わせて曲げ加工され、そのままの形を維持します。
曲線がとても美しく、側面・取手・フタなど、1つの商品でさまざまな工程でつくられているのがわかりますよね。
このせいろがひとつあれば、食卓が一気に明るくなり、小籠包など今まで作ったことのない料理をしたくなります!
『編む』
さまざまな形に裂いた竹のピースを組み合わせれば、多用な製品を作ることができます。
たった1種類の植物から、手作業によって多様な形に加工し、丈夫な籠から軽い敷物まで思い通りに作ることが出来ます。
どの商品も隙間なく編まれているため、しなやかかつ丈夫にできています。
特にカゴは、底が補強されており、取手部分も編まれているため持ちやすいです。
今回、ご紹介した商品はどれもシンプルなデザインなため生活に取り入れやすく、今お持ちのものとも合わせやすい商品となっています。
竹材の商品を取り入れて、お家のなかでも春を感じてみてはいかがですか。
無印良品 イオンモールKYOTO