五重塔でおなじみの東寺には行かれたことはありますか。
イオンモールKYOTOから西へ徒歩8分の近さです。

その東寺には毎月21日に境内で行われる”弘法市”という縁日があります。
東寺は真言宗の開祖、弘法大師空海のお寺。
「教王護国寺」とも呼ばれ、空海の月命日21日に参詣すると功徳があるとされ、多くの人が訪れるようになりました。その参拝者にお茶や薬を売ったのが弘法市の始まりといわれています。
12月に開催される弘法市は『終(しま)い弘法』と呼ばれており、昨年の暮れに足を運んでみました。

東大門の手前の信号待ちの時点で、すでに多くの参拝者であふれていました。
境内に入るとたくさんの露店が所狭しと並んでおり、その数はなんと1200。
終い弘法ということもあって、門を抜けると南天や葉ボタン、松竹梅の鉢植えなどお正月飾りを選ぶ人たちで賑わいます。おせち料理に欠かせないエビ芋や黒大豆、金時ニンジンなどの京都らしい食材もずらりと並んでいました。

訪問したときははクリスマスが近いこともあってアレンジしたリースが目が留まりました。
大きな松ぼっくり、ドイツトウヒのアレンジ、松に差替えればお正月にも使えそうでした。

食べものもいろいろありました。
大きないちごに思わず足を止めると、フルーツ大福のお店。

その場で大福の中にいちごを詰めてくれました。
奥まで詰めたほうが食べやすく、最後までいちごが楽しめるようです。
なんとブルーベリーの練りこまれた紫色の大福も。

こちらのお店には色んなジャムが並んでました。
しょうがのジャムがオススメされ、お湯に溶かす飲み方もあるそうです。
寒い季節にはポカポカと体があたたまりそうですね。

こちらはお店はカラフルな草木染めのセーターが並んでいます。
天然素材で染められたウールガーゼのセーターは、優しい色合いで肌に優しく袖を通した瞬間から暖かいそうです。

様々なお店の人たちとお話しするだけでも楽しいですね。
訪れたのがお昼を過ぎだったのですが、朝6時から始まるそうで、終了は日没まで。
お昼までにはすでに完売してしまうお店もみられます。
次回1月21日の弘法市は”初弘法”でこれまた大変にぎわうようです。
無印良品イオンモールKYOTOにお越しの際などに、ぜひ東寺まで足を運んでみてはいかがですか。
無印良品 イオンモールKYOTO