『わち山野草の森』は、船井郡京丹波町の山陰本線や由良川沿いに広がる自然をそのまま生かした公園で、先日お伝えした『とんど焼き』が行われた会場でもあります。
園内には山野草や花木などが生い茂っており、京丹波の自然を存分に満喫する事ができます。訪れた日には『ロウバイ』という黄色い花が咲いており、スイセンのようないい香りが漂っていました。

年間多くのイベントも行われており、『とんど焼き』もそのひとつ。その際に他にもいろいろ振る舞われていたのでご紹介しますね。
まずは餅つき。
「美味しくなあれ」と気持ちをこめてぺったん、ぺったん。
もち米やよもぎは、和知でつくられたものが使われています。
辺りには、蒸したもち米とよもぎのいい香りが広がっていました。
よもぎが入ると白かったおもちが、こんなに鮮やかな緑色に変わりました。

機械につきたてのお餅を投入!
すると……ひとり分のおもちが切り分けられて出てきました!
それらにあんこをつめて、丸めて出来上がり。こちらは手作業で丁寧に。
地元の方がつくってくださっていました。

続いては、猪鍋。
その名の通り、猪のお肉や大根やねぎなど和知産の野菜もたっぷり入ったお鍋です。
しし鍋はは別名『ぼたん鍋』とも言います。
食べ慣れない猪肉にドキドキしながら口へ運ぶと……やわらかくてとても美味しい!
温かさが冷えた体に染み渡りました。

皆さんは、「ぼたん鍋」の名前の由来をご存知ですか?
猪肉を薄切りにして、牡丹の花のように皿の上に盛り付けることにちなんでいるそうです。
猪肉は縄文時代からよく食べられていた食材とのこと。地元スーパーにも陳列されるくらい、和知でも馴染み深いお肉なんだそうです。
他にも、ぜんざいや豚汁なども・・・
どれも地元の方の心のこもった、とても優しい味で、身も心もホカホカに。

園内では地元で採れた旬の野菜や、和知で育てられた植物の販売もされていました。

わち山野草の森では、季節ごとに色を変えていく自然の姿をたっぷり見ることができます。
園内の草花をみながらゆっくり散策すると、こころもからだもリフレッシュできますよ。
和知へは京都市内から車で約1時間半ぐらいで到着する距離ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。
今後、Open MUJIでも和知の自然を取り入れたワークショップを企画していきますので、楽しみにしていてくださいね。
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わち山野草の森
無印良品イオンモールKYOTO