毎月21日に行われる弘法市、2019年の初の弘法市である1月の“初弘法”に訪れました。
年の瀬に行われる市が『終(しま)い弘法』と呼ばれるのに対し、年明けに行われる最初の市が『初弘法』と呼ばれ、その年一年の安寧を願い、約10万人の方が参詣されるそうです。
今でも1200程の露店などが所狭しと並んでいますが、以前は境内だけでなく東寺の周りを囲うようにさらに多くの露店が並んだそうです。
東大門といわれる京都駅側にある門から入ると、盆栽やドライフルーツ、お漬物、生活用品などが様々な物が並んでいます。12月の終い弘法とはまた違った風景で月毎の季節を感じられます。

さらに境内を歩くと、ひと昔前と違って、個人で作成された可愛らしい置物や衣料品、雑貨などが目に付きフリーマーケットのような雰囲気でもあります。
こちらの可愛らしい動物達は桐の木でできていて、全て手作りでひとつひとつ丁寧に削られているそうです。持ってみるととても軽く、日本一軽い木だということがわかります。

その近くには違った雑貨がたくさん並んでおり、それぞれの作家さんの気持ちがこもった作品がたくさんあります。

京染めと言われる藍染めの衣料品もあり、こちらもひとつひとつ丁寧に染め上げられているそうです。あまり見かけたことがないニットまで染められており驚きました。

南大門の近くには、木製品をたくさん並べているお店があり、デザインが統一されていて、無印良品の商品との相性が良さそうでした。


こちらのお店でお話をお伺いすると作家さん一人で作品を作られており、使用する人のことを考えた実用的でかわいいをコンセプトに作成されているそうです。弘法市や陶器市など京都で開催されているマーケットに参加され、お客様とのふれあいも楽しんでいらっしゃいます。
さまざまな作品との素敵な出会いがある弘法市は、今月2月21日(木)、まもなくですのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
京都駅八条口側から東側(イオンモールKYOTO側)に徒歩15分ほどです。
無印良品イオンモールKYOTO