こんにちは。
あさって、6月25日(火)まで、無印良品週間開催中です。
無印良品メンバー様にはご優待を実施しています。
まもなく終了でございますので、ぜひ、この機会にお越しくださいませ。
さて、以前ひとくちにカレーといってもインドの南北でも特長がちがうと伝えしました。実は、定食も南北で差があるんです。
まずは北インドの定食。ターリーと呼ぶことが多いです。

北インドの定食なので、ナンがメインとなりいくつかのカレーが付いてきます。ナンが大きくお皿から飛び出るほどです。
対して南インドの定食はミールスと呼びます。カレーの種類がターリーよりも多く、たくさんの副菜が付いてくることが大きな違いです。

ターリーはナンをそれぞれのカレーに付けて食べることが多いですが、ミールスはいくつものカレーを混ぜて食べるとさらに美味しいです。より本格的になると本場のようにバナナの葉に乗って出てきます。

こちらの赤い副菜はなんと、いちごの漬物。本場のカレーはフルーツを混ぜても美味しいとても自由な食べ物なんです。
さて、今回はターリーを無印良品の商品で再現しようと思います! 使う商品のご紹介から。

まずは「小さめカレー」シリーズです。無印良品のレトルトカレーは180gですが、こちらは半分の90g。180gだと多いと感じるときや、今回みたいにいくつかのカレーを一度に楽しみたいときにおススメです。

そして、「フライパンでつくる ナン」。ナンの素となる粉が入っていて、自宅で簡単にナンをつくることができます。カレーは湯煎するだけなので、今回はナンのつくり方を中心にご紹介します。
①「フライパンでつくる ナン」全量と、水100cc、サラダ油小さじ1をボウルに入れ、まずはスパチュラで混ぜる
サラダ油をオリーブオイルにすると、より風味が増しますよ。

②生地がまとまってきたら、今度は手で5分ほどこねる
生地がまとまりづらかったり粉っぽかったりする場合は少しずつ水を足しましょう。こねるとさらにまとまり、このようになります。

③4等分にし、ラップをかけて10分ほど寝かせる

④生地を麺棒で伸ばしていく
25〜28cmくらいに伸ばしていきます。

あとで後悔するのですが、できるだけ薄く長く伸ばした方が仕上がりが良くなります。比較として置いた竹箸が23cmなので、少し短くしてしまいました。

⑤フライパンを中火で熱し、生地を焼く
フライパンにフタをし、表面がでこぼこするまで約2分ほど焼きます。

焼くと少し生地が縮みます。それもふまえてより薄くより長くするといいかもしれません。
⑥裏返し、焼き目がつくまで弱火で1分ほど焼く
これで完成です!

左側が裏返したあとに焼き目をつけた側、右側が初めに焼いた側です。ここまでの所要時間は寝かせた10分をふくめても30分かかりません。
あとはカレーを準備するだけ。沸騰したお湯で2分ほど湯煎しましょう。

そして、盛りつければ......

無印良品でつくるターリーの完成です!
ご覧の通り、今回はナンが小さすぎました。笑 うす〜くなが〜く伸ばし、ひょうたん型を意識するとより本格的なナンに見えたかもしれません。ですが、とても簡単にお店のようなターリーを作ることができました。お好みでサラダやタンドリーチキンをつけるとより豪華になります。
今回のカレーは左から、バターチキン、パラックパニール(ほうれん草のチーズカレー)、キーマです。実はターリーの見本として載せたお店のカレーもバターチキンとパラックパニールでした。

パラックパニールにはこのようにごろっとしたチーズが入っています。3種類ものカレーを一度に味わえるので、飽きることなく楽しくどんどん食べられます!
ちなみに、トレーもボウルも実は無印良品の商品なんです。

無印良品では「Found MUJI」といって、世界中から、永くすたれることなく使われ続けている日用品を見つけ出し、適正な価格で販売するという事業を行なっています。
このトレーとボウルもFound MUJIの商品たちです。実際にインドで使われているもので、もちろんインド製です。

「Found MUJI」は銀座をはじめとする一部の大型店と、青山にある「Found MUJI 青山」で見ることができます。期間ごとにテーマを設け、それに合わせた商品が並ぶので、ぜひ行ってみてください。
ということで、今回はひと手間かけて北インドの定食ターリーを無印良品の商品だけで作ってみました。今までとは少し違うカレーの楽しみ方を試してみませんか?
無印良品 ルミネ大宮