シエスタハコダテ

【シエスタハコダテ】『森と海に学ぼう』バスツアー①|イベントレポート

キービジュアル画像:『森と海に学ぼう』バスツアー①|イベントレポート

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2018/10/14

私たちのくらす渡島は、林業・漁業に支えられています。
豊かな自然があっても、その地を訪れ、学びにつなげることは容易ではありません。
無印良品 シエスタハコダテでは、地元の自然と触れ合う体験ができる、親子参加型のバスツアーを毎年開催しています。

 

第一回目は『木と親しみ森を育もう』と題し、植樹体験から地元の樹木を知り、未来へつながる人と森との関わりを学ぶこと。枝豆の収穫を通して、生産者の思いや、食卓に並ぶ前の姿を見て、食育につなげることを目的として開催しました。

 

第二回目の今年は『森と海に学ぼう』と題し、サケ・マス孵化場の見学を通し、生態系や、地域の産業について知ること。植樹と木育を通し、木の循環利用を体験すること。シラカバ樹液試飲を通し、原料と加工について知り、その取り組みをする人たちの活動を紹介することを目的としました。

 

あいにくの雨の中、最初の目的地、北斗市中野にあるサケ・マス孵化場へと向かいます。

孵化場では、飼育池のある施設見学と、採卵・受精体験をしました。

うまく受精させるために必要な工夫、生きているサケの感触、人工授精、どれも初めての体験ですが、子どもたちはそこで働く職員さんたちの一挙手一投足に関心を示していました。

お母さんからは、
「子どもたちが積極的に質問していましたね。学校では学べないことなので、とても貴重な体験でしたよね。私たちも楽しませてもらいました」
という感想がありました。

海から川へ戻り、産卵を終えたサケは動物たちのエサとなり、動物たちから出た栄養分が、森への養分となり植物を育てます。自然の循環サイクルを学び、バスは森を復活させる為、植樹会場である流山の森に向かいます。

 

無印良品 シエスタハコダテ

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