『森と海に学ぼう』に参加者一同は、会場へ向かいます。
ここでは、まず植樹でも使用した道南スギの間伐材を材料とした木育ワークショップを体験しました。
道南スギは古くから北海道の道南地方に植えられており、軽くて柔らかく扱いやすいのが特徴です。
シエスタハコダテの店内でもたくさん使われています。
森で生きていた木が、材料として看板に生まれ変わります。

木育マイスターの鈴木さんから、作り方の説明を受けたあと、焼きペンを使って、自分たちの名前や好きな絵を書きます。
そしてもうひとつの木育ワークショップでは、サクラの木材にくるみオイルを塗ってキーホルダーを作りました。
生くるみをつぶして、にじみ出たオイルを塗り、ツヤ出をします。くるみは、食用だけではなく、天然のオイルとしても高い保湿効果があります。
ワークショップのあとは待ちに待ったシラカバ樹液の試飲です。
シラカバ樹液はカルシウムやカリウムなどミネラルも豊富で、抗酸化作用もあり飲む美容液ともよばれています。
シラカバから出る樹液の加工前と加工後の味の違いを実際に試飲して確かめました。
メイプルシロップも試食し、パド・ミュゼの農園での取り組みも一緒に学ぶことができました。
これで今回のプログラムは全て終わりです。
無印良品 シエスタハコダテのバスツアーは、子どもをはじめとする参加したすべての人たちに、地元の自然と触れ合い、産業を学び、渡島で活動している人たちの思いをつなげることを目的として開催しています。
普段、学校では学ぶことのできない、リアルな現場の見学や体験がたくさん組み込まれています。
「また来年も参加したい」という言葉もあり、今回が2回目の参加者もいました。
来年も新たなプログラムで開催予定ですので、みなさまのご参加をお待ちしています。
無印良品 シエスタハコダテ