6月22日、23日に『家具職人と道南スギで植木鉢をつくろう』のワークショップが開催されました。
講師は家具職人の鳥倉真史さん。
鳥倉さんは旭川家具 有限会社インテリア北匠工房に勤務。2019年1月に函館市入舟町の石蔵を改修して、家具製作工房『くらcra』を開業されました。
鳥倉さんの丁寧で優しさあふれる解説で作業は進んでいきます。
まずは、ヤスリがけ。
道南スギは柔らかく扱いやすいのが特長ですが、反面、傷つきやすいのでヤスリは木目に沿ってかけると美しい仕上がりになるそうです。

次に接着をします。
木工用ボンドでの接着ですが、ボンドのノズルを内側なる面に向けながらつけるときれいな仕上がりになるそう。接着面が外れないようにクランプで固定をします。

ボンドが固定されるまでの間、焼きペンで思い思いのサインを書いていきます。
ふしを生かした絵を描いている方もいて、オリジナルの植木鉢が出来上がっていました。


最後はささくれにならないように角を少しヤスリで削って完成です。
お家に帰ってから、植物性のオイルを塗ると道南スギの風合いはそのままに、きれいなツヤが出るそうですよ。
ぜひ、お気に入りの植物を入れて飾ってくださいね。
参加してくださった皆さまありがとうございました。

鳥倉さんの作品を展示したイベント『くらcra Exhibition』は6月30日(日)まで開催しています。
小物の展示販売もしていますので、そちらもどうぞご覧くださいませ。
無印良品 シエスタハコダテ