8月14日に木育ワークショップ『木のカバンづくり』が開催されました。
今回の講師の先生は木族工房会長の永井將人さん。永井さんは駒ヶ岳山麓で木育を基本に、木工教室や森林教育を行っています。
今回の木育ワークショップは様々な工具が用意され、難易度が高そうですが、参加者たちは材料にも工具にも興味津々の様子。
まずは、クギを使い道南スギのパーツを組み立てます。
トンカチの使い方のコツも教わり、いざクギ打ち!

板のパーツをどんどんはめ込んでいき、箱の形ができたところで、パーツの隙間の穴(ダボ)を埋めていきます。
ボンドを穴に入れ、木の棒を打ち込み、側面に合わせてカット。
穴が埋まった瞬間は歓声があがります。
次は、電動工具のトリマーを使い角を滑らかに仕上げます。
みなさん初めての工具に緊張の表情です。

次はいよいよお待ちかねのノコギリ。
お父さん、お母さんと力を合わせての共同作業です。
使い方のコツをつかんで、すいすい進めていき自慢げな表情です。

あとはゴムや蝶番、ハンドルをつけていきます。
パーツの位置を決める時、サシガネを使い長さを決めますが、ここでまさかの算数の時間。
ハンドルを中央につける為にわかりやすい計算方法も教わります。

持ち手をつけ終えたら完成!
どうやらクギ打ちが一番難しかったようですが、みなさんとても満足な表情で、何を入れておこうか話が弾んでいましたよ。
2年前まで山に立っていた道南スギを使ってつくったカバン。
今回知った道南スギのことも含めて、たくさんの人たちに今日の思い出を話してくださいね。
参加してくださった皆さんありがとうございました。

無印良品 シエスタハコダテ