シエスタハコダテ

【シエスタハコダテ】手のひらサイズの文学

【シエスタハコダテ】手のひらサイズの文学

MUJI BOOKS

2020/09/13

近年電子書籍の台頭で文学を手軽に持ち運べるようになりました。
しかし、文学は紙媒体がいい。
そんなこだわりがある方も多いのではないでしょうか。

本日ご紹介する文鳥文庫 第四弾『果実』は日本を代表する文豪たちの果実にまつわる作品が5編おさめられたボックス入り短編集。
普通の文庫と違うところは、1編1編がジャバラ状の紙に印刷された作品だということ。
 
【シエスタハコダテ】手のひらサイズの文学

カバーの装画は画家の今井麗さんによる美しい果実の油絵。
梶井基次郎著の「檸檬」の装画は薄い光の中の「レモンエロウ」が目を惹きます。

他の4編は芥川龍之介 著「蜜柑」、有島武郎 著「一房の葡萄」、宮沢賢治 著「黄いろのトマト」、川端康成 著「ざくろ」。
美味しそう、みずみずしいだけではない果実の姿が描かれています。
 
【シエスタハコダテ】手のひらサイズの文学

毎日1編ずつ手帳にしのばせて、仕事の休憩時間やカフェでの読書タイムのお供として手のひらサイズの文学いかがですか。

~今回ご紹介した本~
タイトル:文鳥文庫 第四弾「果実」
出版社:文鳥社
価格:1100円(税込)


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