こんにちは。
今回は、イオンモール木更津の近くにある木更津竹工房竹星さんをご紹介します。
皆さんは、房州うちわをご存知でしょうか。
京都の京うちわ・香川の丸亀うちわと千葉の房州うちわは、日本三大うちわと呼ばれており、千葉県の伝統工芸品の一つです。
持ち手が丸く、細い女竹(めだけ)という一本の竹から作られているのが特徴です。
今回取材させていただいたのは、木更津竹工房竹星竹職人の石山好美さんです。
現在、うちわを始めとして正月飾りや熊手などを製作されております。
房州うちわは一本の竹から作られるため製作には25の工程があり、とても高度な技術が必要になります。
昔、房州うちわは漁師の奥さんたちが手内職として25の工程を分業して作られていたそうです。
しかし現在、石山さんは、竹を選ぶところから全ての工程を一人で行っておられます。
そのため、分業して作られていた時のように日用品として安くて、大量に生産するのではなく、いい竹を選ぶところから一貫して自分のこだわった一本を作ることができるとおっしゃっていました。
そのこだわりは、女竹のしなやかさを活かしたやわらかい風、軽くて仰いでいても疲れないうちわを作ること。その思いが作品に込められております。
石山さんは、この多くの工程を一人でやっていて大変というよりも、
「飽きないし、楽しい。竹は太さも厚みも一本一本違うから面白い。」とおっしゃっていました。
また、「いろいろなものが作れるのでもっと竹に興味を持っていただけたら嬉しい、今後も作品として人の心に届くようなものを作っていきたい。」とおっしゃっていました。
石山さんの作品は木更津竹工房竹星や道の駅うまくたの里でお買いお求め頂けます。
無印良品イオンモール木更津の店舗にも石山さんの作品を展示しております。
是非ご覧ください。
~木更津竹工房竹星~
石山好美さん
住所:千葉県木更津市桜井687
電話:090-4073-8532