イオンモール木更津

【イオンモール木更津】平野養豚場/Boso to Go#13

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2021/08/10

皆さんこんにちは。
台風が近づき、雨風の強い日が多くなってまいりましたね。

本日は、木更津にある唯一の養豚場である、平野養豚場をご紹介します。
平野養豚場 外観
 
平野養豚場さんは、かつて木更津市内に数多くあった養豚農家の中で現在唯一残る個人養豚農家さんです。1973年にSPF豚の養豚場として再スタートし、現在は3代目の平野賢治さん、恵さんご夫婦で切り盛りされています。
平野さん1

平野さんご夫婦には養豚に対する強い想いがあり、SNS等で積極的に情報発信をされています。その想いに共感し賛同した方々が平野さんの周りにはたくさんいらっしゃいます。
 
何故木更津唯一になってしまったのか。
私は平野さんのお話を聞いて、自分が如何に無知で未熟で、第一次産業の最前線で働いていらっしゃる方々事を何も知らずに命をいただいていたのだという事に気づかされました。
子豚

唯一の養豚場になってしまった背景には、養豚の大規模化、病気対策のための薬や消毒代の価格上昇、匂いや騒音による苦情や養豚に対する差別が現状として残ってしまっているという事が挙げられます。食が豊かになってしまっている分、背景が伝わらない部分がでてきてしまっている、と少し寂しそうにお話をされていました。
 
平野養豚場も廃業に追い込まれた時期もありました。看護師だった恵さんは、一から平野養豚場を見直しました。仕事をやめ、賢治さんと共に平野養豚場復活のために一念発起し、今に至ります。
平野さん2

取引される方々へ、平野さんはできる限り一頭買いをお願いしています。
通常は希望の部位のみを指定し仕入するのが一般的ですが、一頭買いにするとウデもスネも背脂もまるごと使う必要があります。
 
なぜ一頭買いをおススメしているかというと、平野さんのブランドということが明確になり、フードロスにもつながるからです。扱われなかった部位がある事やバラ買いによる不正が行われている事に対して、平野さんはこのままではいけないと思われたそうです。千葉市のお肉屋さんに2次加工と保管をお願いし、あつかうなら最後までという強い想いとともに、取引先はもちろん、私たち消費者にも情報を発信しています。
平野さん 出荷時 

平野恵さんは、仕事を楽しんでやっている様子がとても伝わりました。その中で、皆様からの応援の1票をもらうために日々情報発信や教育、コミュニケーションを実施されています。“顔のみえる生産者”として信頼され、信頼しあうためにできる限りのことを全力で実施し、奮闘されています。
平野さん3
 
いかがでしょうか。平野さんの加工品(ウインナーやベーコン等)は直売所での販売もしております。ウインナーはとても香りがあり、そのままで何本でもいけます。
ミンチは、4つほどハンバーグをつくれる大容量。簡単に形成できるので、お子様と一緒に作ることもできそうですね。
ウインナー

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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(写真は一部Facebookからおかりいたしました)
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こちらは、平野さんの7年間の取り組みを、声優さんが演じ映像化した物です。
 
無印良品 イオンモール木更津