イオンモール各務原

【イオンモール各務原】創作菓子処 美濃国 駿河屋さんのご紹介|つながる市

つながる市 駿河屋さんタイトル

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2022/03/02


こんにちは。無印良品 イオンモール各務原です。

今回は3/5(土)6(日)に、無印良品 イオンモール各務原で行われる「つながる市」に出店いただく創作菓子処 美濃国 駿河屋さんのご紹介です。

1917年に創業し 以来100年以上 家族で和菓子を作り続けてきた 駿河屋さん。
1代目の曽祖父、2代目の祖父、3代目の父、そして今 4代目としてお店を守るのは、先代の息子さんにあたる玉置さん(写真中央)。
お母さんとお姉さんと一緒に、四季折々の和菓子を作り販売しておられます。

店内に入ってまず目を引いたのは、そのお菓子の種類の多さ。
ショーケースの中には色とりどりの和菓子が並んでいます。
 
駿河屋さん ショーケース

常時これだけたくさんの和菓子を選んで買うことができるなんて嬉しいですよね。
それぞれのお菓子について説明していただいたのですが、どのお菓子にも作り手の想いがたくさん詰まっていることが感じられ、歴史と季節が表現された美しいものばかりでした。
 
駿河屋さん お菓子1

「色々ある中から選べるのが楽しいでしょ?」と話すのは、お母さん。
 
駿河屋さん ショーケース2

お母さんが手に持っているのは、『栗んとまん』です。
皆さん、『かりんとまん』と『栗んとまん』を食べたことはありますか?
 
駿河屋さん お菓子2

手前が『かりんとまん』、右奥が『栗んとまん』。
一口いただいてその食感にびっくり。カリカリッとしたお饅頭の皮が特徴なのですが、その食感をお客様に楽しんでいただくために、一日のうちに何度かタイミングを分けて作るのだとか。

「可児のお土産になるようなお菓子が何かできないか」と3代目であるお父さんが考えたことがきっかけで作り始めたのだとか。可児市では栗が多く取れるそうで、
「可児の栗を使ったお菓子が作りたい。それも栗きんとんではないお菓子。何かできないだろうか」と試作を繰り返してできあがったのがこの『栗んとまん』なのだそうです。
 
駿河屋さん 作業

この駿河屋さんでは、本当にたくさんの種類のお菓子が作り続けられてきました。
田舎饅頭や上用饅頭などの 昔からのおまんじゅう、桜餅や柏餅などの季節のお菓子、そして、かりんとまんや栗んとまん。また明智光秀にちなんだお菓子ができないかと工夫を凝らし、できあがった『あけちの里』や『光秀ちまき』など。それぞれのお菓子が試作された時のお話を伺うと、「可児市のために」という想いが伺えます。

また、代々ずっと変わらない味を守り続けている餡のお話や、新しい商品を試行錯誤しながら作っていく過程を ご家族みんなで楽しんでおられる様子をお話いただいて、なんて素敵なご家族なんだろうと感じました。
おじいさん、お父さん、息子さん、3代一緒に工房に入ってお菓子作りをされていた時もあったとのことで、親から子へ 子から孫へと受け継がれてきた歴史を感じました。
 
菓子

代々 ご家族で作り続けてきたたくさんのお菓子。
地元の方にも愛され、足繁く通ってくださるお客様の少なくないとのこと。それはきっと、「可児のために」という想いを 静かに持ち続けてこられたからこそだと思います。
 
駿河屋さん お菓子3

可児市のつながる市では、3月5日(土)、6日(日)の両日、ご出店いただく予定です。売り切れ次第終了となりますので、どうぞお早めにお越しくださいませ。
どんな季節のお菓子をお持ちいただけるか、今からとても楽しみですね。


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