こんにちは。まちの保健室です。
だんだんと暑くなってきましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
二十四節季では5月5日から「立夏(りっか)」。
「夏が立つ」と書くように、陽気も増し夏の気配を感じはじめる時期。
暦の上ではこの立夏を迎え、夏となりました。
中医学では夏は「心」がよく働く季節。心に負担がかかると、「血」の運搬や精神の安定にも影響があるといわれています。
五臓について詳しくは
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夏になると心が動くだけでなく、行動も活発になる方も多いのではないでしょうか。
活発に動く分、心にも身体にも疲れがたまりやすくなります。
今回はそんな心のケアと、身体のケアについてご紹介していきます。
まずは心のケア。
アロマテラピーやツボを生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
アロマテラピーは
前回の「アロマテラピーのはじめかた」でご紹介したように、比較的手軽にお試しいただける心のケアのひとつです。
前回ご紹介した方法だけでなく、お好きな香りのトリートメントオイルでマッサージをしてみるのもいいですね。
そしてツボ。心のケアにおすすめのツボとして、「労宮(ろうきゅう)」があります。
心が疲れたときは、手のひら中央にあるこのツボをやさしく押してみましょう。
深呼吸とともに5秒程度刺激することで、血流が促され、心の緊張やストレスを和らげるといわれています。
イライラや不安、集中力の低下にもおすすめのセルフケアです。
そして次に身体のケア。
これから暑くなってくると口当たりのよい冷たいものを好んで食べることが増え、食生活が偏りがちになるかもしれません。
冷たいものを摂り過ぎると体が冷え、体内の機能、とくに胃腸の働きが低下してしまうといわれています。
冷たいものばかりではなく、温かいものも取り入れてバランスをとるようにしましょう。
また、唐辛子やしょうがなどの五性のなかでも「熱性」や「温性」のものと組み合わせるのもおすすめです。
ただし、辛いものを摂りすぎると逆に胃腸に負担がかかることもあるので、食べる量には注意してくださいね。
五性について詳しくは
こちら
心も身体も健やかに過ごせるよう、立夏の養生法を無理のない範囲で日々の暮らしに取り入れ、心地よい毎日を送っていきましょう。
まちの保健室では、毎日予約不要・無料で健康相談を承っています。
季節の養生だけでなく、睡眠や女性のお悩み、お肌についてなど、気になることがあればお気軽にまちの保健室にお越しくださいね。
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