こんにちは。まちの保健室です。
前回や、
こちらのお便りでお伝えしたように、「気」のバランスが乱れやすいこの季節。
そんな時はゆっくりとリラックスすることが大切です。
今回は、リラックスしたいときに手軽に取り入れやすい香りのお話、主にアロマテラピーについて詳しくお話ししていきます。
そもそもアロマテラピーという言葉をご存じですか。
日本でもゆずやひのきの香りなどが有名なように、古くから人々は自然の植物の香りを生活に取り入れてきました。
そんな中で生まれた言葉が「アロマテラピー」です。
アロマテラピーとは「アロマ=芳香」、「テラピー=療法」から生まれた造語だといわれています。
AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)は、アロマテラピーを以下のように定義しています。
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。
アロマテラピーの基本ともいえる「精油(エッセンシャルオイル)」。
これは花や葉、果物などから抽出した香り成分のことです。
アロマテラピーを始めるにあたって、専用のアロマディフューザーが必要そう、ハードルが高そうと感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は、精油さえあれば家にある道具を使って簡単にアロマテラピーを取り入れることができます。
精油はそのままでは刺激が強いため必ず希釈してから使ってくださいね。
まず、ご紹介するのは沐浴法です。全身浴や半身浴はもちろん、足浴として使うのも効果的です。
その時に一緒に使っていただくのが無水エタノール。
精油はそのままだと水に溶けにくいため、無水エタノールとよく混ぜてから使うようにしましょう。
■用意するもの
・お好みの精油…1~3滴
・無水エタノール…5ml
・洗面器など足首まで浸かる深さの容器
洗面器などに足首までのお湯を張り、無水エタノールと精油を混ぜたものをお湯に入れてかき混ぜます。
そこに足を入れて、ぽかぽかしてくるまで足浴してみましょう。
下半身をバスタオルなどで包むと温め効果がアップするため特におすすめです。
次に紹介するのが湿布法です。湿布法とは、温めたり冷やしたりしたタオルを身体の一部にあてる方法です。
コリを和らげるほか、炎症を鎮めるのにも役立ちます。
■用意するもの
・お好みの精油…1~3滴
・湯もしくは水
・タオル
温湿布は肩こりや月経痛などに、冷湿布は炎症や腫れに効果的といわれています。
お湯や電子レンジでホットタオルを作ったり、冷蔵庫で冷やしたりして湿布をつくり、精油を加えましょう。
内側に折りたたんで精油が原液のまま直接肌に触れないように気をつけてくださいね。
このようにアロマテラピーは簡単な方法で取り入れることが出来ます。
香りとともにリラックスして五月病などの気のトラブルを乗り越えましょう。
まちの保健室では、毎日予約不要・無料で健康相談を承っています。
アロマだけでなく、睡眠や女性のお悩み、お肌についてなど、気になることがあればお気軽にまちの保健室にお越しください。
参照:公益社団法人 日本アロマ環境協会
(公社) 日本アロマ環境協会
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