こんにちは。まちの保健室です。
9月になり、まだまだ暑さは残っていますが、世間はすっかり秋のムードになってきました。
そんな中、「なんだか鼻がむずむずする」「喉がイガイガする」と感じることはありませんか。
その症状、風邪ではなく秋の花粉症かもしれません。
今回は、そんな秋に気をつけたい花粉をはじめとしたアレルギーとその対策についてご紹介します。
まず、秋の花粉症の原因となる植物には、ブタクサやヨモギといったキク科の植物、さらには秋に収穫期を迎えるイネ科の植物などがあります。
これらの植物は9月頃に花粉の飛散量がピークを迎えると言われています。
春の花粉症の原因であるスギやヒノキの花粉のように遠くまで飛散する力は強くないものの、粒子が細かいため喉の奥まで入り込みやすく、イガイガ感を強く感じやすいのが特徴です。
こうした秋の花粉症を防ぐためには、まず原因となる植物に近づかないことが大切です。ブタクサやヨモギは、道端や河川敷などにも多く生えているため、散歩やジョギングの際には草むらに近づかないよう気をつけましょう。
また、これらの植物は関西地方よりも関東・東北地方に多く自生しています。
旅行や出張などでこれらの地域を訪れる際は、いつも以上に注意が必要です。
そして、秋に気をつけたいのは花粉だけではありません。実は、家の中に潜む“ハウスダスト”も、アレルギーの原因となることがあるのです。
ハウスダストの主な原因は“ダニ”。
ダニは夏の高温多湿な時期に繁殖したあと、秋になるとそのダニが死骸となり、ハウスダストとして空気中に舞い上がります。
外に出ていないのに家の中で鼻がムズムズするなどの症状がある方は、ハウスダストによるアレルギー反応が起きているかもしれません。
天気の良い日には窓を開けてしっかり換気を行い、こまめな掃除を心がけましょう。
掃除をする際は、ほこりが下に落ちる性質を利用し、上から下へ順番に掃除を行いましょう。また、空気中にハウスダストが舞い上がらないように、掃除機は最後にかけるのもポイントです。
夏の間に稼働させたエアコンのフィルターも、今のうちに綺麗にしておくと安心ですね。
いかがでしたか。
実はアレルギーの原因となるものが多いこの季節。しっかりと対策して健やかな秋を過ごしましょう。
まちの保健室では、毎日予約不要・無料で健康相談を承っています。
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