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【グランフロント大阪】季節の養生「今月の薬膳~梨~」|まちの保健室  

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売り場・サービス紹介

2025/10/07

こんにちは。まちの保健室です。   
『今月の薬膳』では、毎日の食事の中で簡単に取り入れられる季節の食材をご紹介していきます。      
今月の食材は、梨です。    
 
中医学では、五臓の「肺」はからだの中で外気に一番近い場所で働くため、秋の乾燥した外気によるダメージを受けやすい場所だと言われています。 
また、「肺」が乾燥すると、からだの他の部位にも乾燥が広がってしまうため、呼吸器系やお肌のトラブルが起きやすくなります。 

五臓についてくわしくは⇒こちら

秋になるとコンコンと乾いた咳が出たり、喉がイガイガしたり、お肌がカサカサすることはありませんか。 
そんな時におすすめなのが、「潤肺」という「肺」を潤す性質を持つ、水分たっぷりの秋の果物、「梨」です。 
 
画像①
 
梨の五味は甘・酸、五性は涼。 
「甘」は気血水の生成をする五臓の「脾」を元気にする働きがあるため、季節の変わり目に体調を崩しやすい方にもおすすめです。 
ただし、五性が「涼」のため、からだが冷えやすい方は食べる量に注意してくださいね。 
 
五味五性についてくわしくは⇒こちら 

それでは、ここからは梨のおすすめの食べ方を紹介します。 
 
まずは、ヨーグルトと一緒に組み合わせる食べ方です。 
 
画像②

ヨーグルトに含まれる乳酸菌と梨に含まれる食物繊維は、どちらも胃や腸の環境を整える効果があるため、胃腸の調子が気になる方におすすめです。
朝食や間食に梨とヨーグルトの組み合わせを取り入れてみてはいかがでしょうか。 
 
次に、温める食べ方です。 
 
画像③

先ほどお伝えしたように、梨の五性は「涼」。からだを冷やす性質を持っている食材ですが、温めて食べることでからだに優しく楽しむことができます。 
氷砂糖やグラニュー糖にも「潤肺」(肺を潤す性質)があるため、梨と一緒に煮ることで甘さを引き出しつつ、からだを潤すサポートをしてくれます。
乾燥から体を守り、お肌の潤いづくりにも秋にぴったりの薬膳デザートです。  

乾燥しやすいこの季節も、梨を食べてからだの中から潤すことで健やかに過ごしましょう。 
   
まちの保健室では、毎日予約不要・無料で健康相談を承っています。     
薬膳だけでなく、睡眠や女性のお悩み、お肌についてなど、気になることがあればお気軽にまちの保健室にお越しくださいね。   

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