こんにちは、まちの保健室です。
日中は暑い日もありますが、朝晩はかなり涼しく、過ごしやすい気温になってきましたね。ここ数日の最高気温は約29度、最低気温は約21度と、1日の中で7度以上の気温差のある日が続いています。
このように気温差が大きくなる時期に気をつけていただきたいのが、「寒暖差疲労」です。
朝晩と日中の気温差が大きいと、からだは温度変化に対応するために常に働いています。このときに活躍するのが「自律神経」。しかし、7度以上も気温の差が出てしまうとこの自律神経の働きが過剰になりバランスが崩れてしまいます。
その結果、体温調整がうまくいかず、「なんだか疲れやすい」「気分が落ち込む」など、さまざまな不調を感じやすくなると言われています。
これを、「寒暖差疲労」といいます。
そこで今回は、寒暖差によって起こりやすいからだの不調とその対策についてご紹介します。
●からだの不調
「寒暖差疲労」という名前の通り、もっとも多い症状は“疲れ”です。自律神経が働き続けることでエネルギーを消費してしまい、疲れがたまりやすくなってしまいます。その結果、“疲れ”に加えて次のような症状が現れることもあります。
また、「寒暖差疲労」ではからだの不調に加えて、こころの不調も起きやすいと言われています。
これらの症状が続いている方は、寒暖差疲労が慢性化してしまっているかもしれません。寒暖差疲労が慢性化してしまうと、7度以下のわずかな気温差でも体調を崩しやすくなるため、はやめに対策するようにしましょう。
●「寒暖差疲労」の予防・対策
寒暖差疲労を予防・対策するためには温度と自律神経のケアがとても大切です。
・気温の低い朝晩には冷たいものを控える
・五性が“温”のものなどからだを温める食材を積極的に摂る
五性についてくわしくは⇒
こちら
・からだが冷えている時は、血管が表面近くにある手首や足首、首元などを温める
・ストレッチなどの軽めの運動で筋肉を緩め、自律神経のバランスを整える
・湯船にしっかり浸かってからだを芯から温め、リラックスする
・規則正しい生活を心がける
などがあります。
このように、寒暖差疲労は日々のちょっとした工夫で予防することができます。
自律神経をいたわりながら、生活リズムや食事のバランスを見直し、寒暖差に負けないからだを作っていきましょう。
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