ちょっと時間を遡って、皆さんは去年のクリスマスの時期をどのように過ごしましたか?
街中ではクリスマスソングが聴こえてきたり、電飾で色鮮やかに彩られたたくさんの装飾を目にしましたね。
グランフロント大阪でも北館の大きな吹き抜けには巨大なクリスマスツリーが出現しました。通りがかる人々は楽しそうな表情で眺めていました。
無印良品 グランフロント大阪 Open MUJI では少し視点を変えて、電飾や既存の装飾ではなく“植物”でクリスマスを彩りました。
コーディネートを手掛けたのは最寄り駅は大阪メトロ中津駅、グランフロント大阪からも徒歩約20分程のエリアに位置する北区本庄西で「百会」というスペースを設け、「for-botanical」という屋号で植物や花のコーディネートを中心に活動される竹田朋世さん。
2018年12月10日(月)~25日(月)の間、展示という形式で MUJIBOOKS のクリスマス選書と共に Open MUJI を演出していただきました。

そして会期中の関連イベントとして12月15日(土)・16日(日)に『花を束ねる』というワークショップが行われました。
スワッグをアレンジするワークショップです。講師はもちろんfor-botanical竹田さん。

スワッグ(Swag)とはドイツ語で「壁飾り」を意味します。

竹田さんが用意した生花は
丸い葉の連なりが可愛らしい〈ユーカリ〉
小さく短い葉がギザギザはえている〈バーゼリア〉
カンガルーの尻尾のような形をしている事からその名がついた〈カンガルーポー〉
中央の複数の小さな花びらとそれを覆うように開く大きな花びらからなる個性的な存在感が特徴的な〈アストランティア〉

それぞれの花を好きな見え方で組み合わせて余分な枝をカットし、整える。
飾る場所を想定したり、ドライフラワーになっていく過程もイメージしながら皆さん思い思いにスワッグを束ねました。

「迷わずスピーディに束ねるのがポイントです」と竹田さん。
しかし完成図を思い描けば描くほどあーでもないこうでもないと考えてしまうもの……
シンプル、簡単でありながらなかなか奥が深い。
皆さんじっくりと花束と向き合っていましたね。

植物や花とふれあうと、その人の表情って変わるものですね。
Open MUJI の展示空間の中で植物に囲まれながら、竹田さんの穏やかな雰囲気と皆さんの楽しそうな笑顔もあり終始和やかなワークショップとなりました。

次回は 展示『植物といろどるクリスマス』の次なる関連ワークショップについてお伝えいたします。
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