ガラスに絵を描くなんて、悪いことしてるみたいですね~
でも、いいんです。描いちゃって。

5月2日・3日に行われたワークショップのイベントレポートです。
こどもアトリエコーラスを主宰するイラストレーター・画家の児玉彩(こだまあやか)さんをお招きし、ふたつのワークショップを開催致しました。
5/2[はるのみどりをえがこう]
「みなさんこんにちはー!」
最初の一言で一気に児玉ワールドにOpen MUJIが包まれ、こどもたちの瞳がキラキラしだしました。

ひとりひとり自己紹介をして、いざワークショップスタート。
まずはじめに植物の観察。
観察といってもただ見るだけではなく、
目を閉じさわって、観察。
匂いをかいで、観察。

“みる”以外の観察も体験してもらいました。
観察の後はさっそく絵を描き始めます。
クレヨンで観察した輪郭を描きます。

そのあとは着色。絵具の配合を教わりました。

観察した色を自分でつくって画用紙に塗ります。

勿論、描いている最中も観察は続きます。

みんな夢中で植物を描きました。
画用紙に絵を描いた後は、Open MUJIのガラスの壁に直接絵を描きました。

みんな落書きしてるみたいでたのしそうでしたね!

もはや植物じゃなくなってますね~笑
でも、いいんですよ。
そして最後にはみんなが描いた植物の絵を発表しました。

みんなでみんなの作品に拍手!
見ているこちらもたのしいひと時でした。


5/3[みたてのいきもの]
児玉さんが用意した、水彩絵の具で描いたこのパーツたち。
この後、子どもたちの手によって生き物にうまれ変わります…

まずは生き物について。図鑑をちらっと読んですこーしインプット。

先ほどの水彩のパーツを組み合わせると、何かに見えてきます…

こうしてパーツを見立ててオリジナルの生き物をつくります。
切ってもいいし、破いてもいい。
組み合わせて貼り付けて、
自分の想像力をフルに活かして生き物をつくります。

そしてこれが醍醐味、自分が生み出した生き物に名前を付けて、特徴を描きます。

形にするだけではなく、言葉も使って創造する。
スタッフも参加させてもらったのですが、これがまた楽しいのです。
こんな生き物たちがうまれましたよー!





一部ですが、クスっと笑顔になるような作品ばかりです!
最後にはプレゼン。
みんなの前で自分の生き物を紹介しましたよ。

みんなの前で話すのは緊張しますが、みなさん頑張ってプレゼンしました!

スタッフのほか親御さんにも参加していただき、Open MUJIにいるみんなでたのしいワークショップになりました!


そして…
この2日間でうまれたみんなの作品が5/4~5/17の期間中、Open MUJIで展示されました!



また、期間中は児玉彩さんの作品の展示もさせて頂きました。

この作品のタイトルは『みどりのコーラス』
2017年に大阪池田市にあるギャラリー「GULI GULI」にて児玉彩さんによる個展でこの作品が展示されました。
この個展がキッカケで、こどもアトリエコーラスがスタートしました。
自身の作品制作や子供向けのワークショップだけに留まらず、即興パフォーマンスのライブドローイングや、詩人との絵と言葉のコラボレーション、商品パッケージのイラストレーションなど…
多岐にわたる活躍をされています。
様々な事柄に広く関心をお持ちで、今回のようなワークショップを見ていても児玉さんの“アイデアの源”にいつも驚かされます。

実は今、児玉彩さんはカナダにいます!
1年間滞在しカナダでも子供向けのワークショップを行うのを目標に、北アメリカ大陸へ向かいました。
きっと様々な事を吸収されるのだろうなと思います。
日本から応援しておりますよ~!
児玉彩さんが不在の間、妹の児玉萌(こだまもえぎ)さんがこどもアトリエコーラスを引き継ぎます。
児玉萌さんも自身でフリーペーパーを発行されるなど、様々な活動をされています。
クリエイター姉妹ですね~

こどもアトリエコーラスは京都府向日市にある「3san」で定期的にワークショップを開催しています。
是非チェックしてみてくださいね。
⇒こどもアトリエコーラス
1年間カナダに活動の場を移された児玉彩さん
1年間こどもアトリエコーラスを引き継いだ児玉萌さん
おふたりの活躍もとても楽しみです!
無印良品 グランフロント大阪
