グランフロント大阪

【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

MUJI BOOKS

2020/09/28

【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

無印良品グランフロント大阪MUJI BOOKSの企画、考える本。
最後にご紹介するのはこちらの本。

こんな問いを当てはめてみました。

 
【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。
■分福茶釜
968円(税込)
著者:細野 晴臣
聞き手:鈴木 惣一朗
出版社:平凡社



日本音楽界の巨匠・細野晴臣の人生問答。聞き手に20年来の仲の音楽家・鈴木惣一朗。

「僕はいつもぶれている」
あっちに行ったりこっちに行ったり、ブレブレの状態こそが“中庸”だ。
その両方に行かないと真ん中にならないよ。と細野氏は言います。

人は往々にして安定を求めて苦しんでしまう生き物。
しかし右に左に揺れながらバランスを取る綱渡りのように、実は
不安定に身を任せてブレながら生きることこそが、安定を捉えるマインドなのかもしれませんね。

ロックからエキゾチカ、テクノやアンビエント、ボサノヴァ、ブギ…細野氏の音楽はその長いキャリアの中で一定ではありません。
対談の中でも細野氏の日常の様々なブレブレな様子が伺えて、クスっと笑ってしまったり「それでいいんだ」と気持ちが軽くなるような言葉が詰まっています。
 
【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

故郷のお爺ちゃんとお話をしている様な感覚。
細野ファンはもちろんの事、老若男女問わずすべての人に「福」を「分」けてくれる一冊です。

 
【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

グランフロント大阪MUJI BOOKSの企画、考える本。
全ての記事連載が終了しました。

人の本質を突き止めた「夜と霧」から、その本質を元にどういうアプローチをすべきかという「七つの習慣」。

相反する二点とその間を考える「21世紀の楕円幻想論」と、二点の間をブレる事で“中庸”を捉える「分福茶釜」。

という文脈で構成してみました。
売り場はOpen MUJIにて展開しています。
“考える”という事の切っ掛けとなれば幸いです。
 
【グランフロント大阪】分福茶釜|考える本。

“問い”から始まる、能動的な読書。
忙しない日々の中で、思考を深めるひと時を。


無印良品 グランフロント大阪

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