熊谷ティアラ21

【熊谷ティアラ21】わたしたたちにできる、ちいさな良いこと③

わたしたちにできる、ちいさないいこと③

スタッフのおすすめ

2020/06/12

こんにちは、熊谷ティアラです。
今回は最近問題になっている食品ロスについてお話したいと思います。
現在、全世界で消費者向けに生産された食料のうち、およそ3分の1にあたる約13億トンが廃棄されてしまっているそうです。
日本では2015年度の食品廃棄物が年間2842万トンで、そのうち646万トンが食品ロスとされているそうです。

世の中を自分の力で大きく変えることは難しくても自分でできる小さいことから始められたらいいですよね。
私も何か始めてみたいと思い、無印良品で販売している発酵ぬかどこでぬか漬けを作り始めてみました。
わたしたちにできる、ちいさないいこと③

漬物の始まりは今から2000年ほど前の大和朝廷時代と言われ、塩漬けをした貴重な野菜や肉を腐敗させることなく保存することが目的だったそうです。貴重な食料を無駄にしたくないという気持ちがルーツになっていたんですね。
わたしたちにできる、ちいさないいこと③
わたしたちにできる、ちいさないいこと③
無印良品の発酵ぬかどこは毎日のかき混ぜがいらないぬか床です。あらかじめ発酵させているのでそのまま野菜を漬けられます。
チャック付きなので容器は用意せずにすぐに始められます。
実際に作ってみるとまず袋を開けた時に酸味を感じます。漬けた野菜を食べてみると程よい塩味があります。
味が薄い部分と濃い部分があり、毎回違う味が楽しめてちょっと懐かしい味がしました。
わたしたちにできる、ちいさないいこと③
今回ぬか漬けについて調べている中で江戸時代にビタミン欠乏症が原因で起こる「脚気」という病気が流行していたことを知りました。
ぬかにはたくさんのビタミンB1が含まれていて、ぬか漬けを食べることで「脚気」の予防になったそうです。
ビタミンB1は夏バテ対策にも大事な栄養素で疲労回復や食欲増進効果があるのでビタミンB1たっぷりのぬか漬けはこれからの時期にもぴったりですね。
余った食材を有効活用もできる「ぬかどこ」。
今年の夏は昔の人の知恵がたくさん詰まった「ぬかどこ」を始めてみてはいかがでしょうか?