こんにちは。無印良品スタッフの堀江です。いつも当店のおたよりをお読み頂きありがとうございます。
諸国を股にかけて旅する股旅良品は地域の情報や人とのふれあいを通じて旅の素晴らしさをお伝えするコーナーです。
17話までの香港、ギリシャ、トルコの旅はこちら
前回まで、モロッコはマラケシュの神学校を訪れ、自らの高校時代に思いを馳せるも反省ばかりの堀江なのでした。
今回は、マラケシュの屋台料理を堪能します。
マラケシュに到着してから、モスク、旧市街、神学校と観光しているとすっかり日も暮れ、夜風が心地よい時刻になりました。
前回紹介したジャマエルフナ広場は昼間は広大な敷地が広がっているのですが、夕暮れから深夜にかけては数百の屋台が軒を連ねる一大フードコートならぬ屋台村に変貌を遂げるのです。
その熱気たるや昼間の猛暑に負けず劣らず、串刺し肉やシーフード、ジュースバー等様々な屋台がオープンしマラケシュの夜を賑やかな活気と美食の香りで楽しませてくれるのでした。
どの屋台も美味そうでヨダレが・・。
これはもうフルコースで巡るしかない!
それでは、本日のディナーメニュー
①前菜・茹でエスカルゴ
②スープ・ひよこ豆のハリラ
③メイン・羊肉のタンジーヤ
④食後・ミントティー
1軒目の屋台はエスカルゴ。

モロッコでは以前フランス領だった為、エスカルゴが一般的に食べられており街中でも頻繁にその屋台を目にする事が出来るのです。
日本でも最近はレストランで食べられるようになりましたが高タンパクで低カロリー、カルシウムや鉄分が豊富なスーパーフードとして親しまれています。
シンプルに塩茹でされたエスカルゴは巻貝のような歯ごたえで美味しく頂きました。
2軒目の屋台はひよこ豆のハリラ。

ハリラとはモロッコの家庭料理でトマトをベースにしたスープ。
こちらも栄養価が高く、ハリラを飲めば病気をしないと言われる程。
具材は様々ですが主には豆やパスタ等。
一口飲めば体に染みる優しい味が癖になります。
3軒目の屋台は羊肉のタンジーヤ。

タンジーヤとはテラコッタの壺に肉やスパイスを詰めて煮込んだマラケシュ名物の郷土料理。
ぼくの今回の旅の目的の一つなのです!
広場の数ある屋台の中でも1番人気の所で注文。
煮込まれた羊肉は柔らかく臭みもほとんど感じません。
ホブスと呼ばれるパンと一緒に頬張ると肉の旨味がしみて口の中でとろけるようでした。
参りましたタンジーヤ、満腹です。
食後は広場近くのカフェへ。
給仕のおじさんが上階のテラス席が見晴らしがいいからと案内してくれました。
ほんとだ、夜のジャマエルフナ広場が一望できてすごい絶景。
夜風に当たりながらのミントティーは格別なものでした。

マラケシュ、混沌と灼熱の街。風変わりで頑固な所が僕とそっくりです。
いつまでもこのままであってほしいなぁ。
夜空に響く 歓声に耳を傾けつつ名残惜しさを感じるのでした。
明日はアイト・ベン・ハドゥに向けて出発します。
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今回も股旅良品、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、24話 アトラス山脈に眠るアルガンの秘宝。
をお送りします。
無印良品 小倉駅前アイム