(閉)アクタ西宮

【アクタ西宮】週刊店長のぼやき Vol.15

ぼやき

その他

2023/05/22

おはようございます。

今週もすんばらしい一週間が始まりましたね。
昨日で42歳を迎えました。おとんおかんありがとう!今度美味しいものでも送るよ!
どうも、アクタ西宮店長の西中です。

豊かに生きるための考え方の一つかなと思う考え方をテーマに話をしたいと思います。

【原因自分論で考える】

■原因自分論とは?

「すべての原因は自分にあると考えること」

例えば私が社員登用された時、様々なことでうまくいかないことがありました。
もちろんそれは知識不足や経験不足という側面もあります。

周りを見渡せば職場の仲間と上手にやっている先輩やプライベートを充実させている知り合いがいたので色々話を聞いてみました。
そうするとあら不思議、様々なところで人間関係も好転することが多くなりました。

■反対は原因他人論

「すべての原因は他人にあると考えること」

例えば上司が社員や商品、または同僚や友人が世の中がポンコツだとか発言をしてたりとかしませんか?
こういう方は非常に多くて、意外と自分で気付いていないことが多いんですよね。
(ひょっとすると今の私もそうかもしれないと自戒の意味も込めて言ってます)

上司だけではなくて従業員自身が会社の愚痴や上司の愚痴を言っていたり、交際相手の悪口を言う・・・よく言う「あなたに言われたからこうしたのに・・・」と言う言葉をよく聞きませんか?

とは言っている私も昔は「これだけやってるのに!」「スピードについて来れないのは相手に原因がある」とか言ってる時期もありました。
上手くいかないことがあったので様々な人に聞いてみたんですよね。

そうすると良い上司や友人には共通した項目があったんですよね。
その一つが「原因自分論」です。
学んだおかげでトラブルは本当に減りました。

これをキッカケに考え方を原因自分論に変えていったんですよね。
原因の根本を考えるようになりました。

例えば、

・従業員が悪い>そんな関わり方をしてきたのは自分>だから関わり方を変えていく
・ミスをする>ミスをする仕組みを作ったのは自分>だから仕組みを変えていく
・交際相手が悪い>交際を決めたのは自分>態度を変える、伝えてみる、伝え方を変えていく

感情論から>「論理的に課題を認識」できるようになりました。
そこからわかったのは「相手の悪口を言うのは過去の自分を否定すること」と実は同義なんだということ。

■注意点

原因は自分なんだけど

「全部自分が悪いと言うわけじゃないと言うことではなく【良いとか悪いというものではない】ということ」

ここを間違えないようにしないといけないです。
あくまで「原因の根本を捉えること」が大切なんです。
じゃないと下記みたいなことも自分が悪いということになってしまいます。

例えば、

・現在DVを受けている人がいる>もっと我慢すればいいんだ>客観的にみてこれは相手が悪い
・ブラック企業に勤めている人>自分が悪いんだ>客観的にみてこれは会社が悪い
・自分を酷い扱いをする人がいる>もっと機嫌を取らないといけない>客観的にみこれも相手が悪い

ポイントは大きく3つ

・論理的に課題を認識すること
・客観的に捉えること
・相手を変えるのではなく自分を変えること

このポイントに照らし合わせて自分を変えても相手も変わらないのであれば「付き合わないようにする」ようにすれば良いですよね。
ミスが多いのであれば「仕組みを変える見直す」ことで解決していけばいいですよね。

原因自分論で考えると基本的に相手は変わらないと言うことなので自分を変えることが中心になるのですが、「自分が我慢をしなければならない」のは違います。
そんなことしていると倒れてしまいますし、心が壊れてしまいます。

相手が悪いと思っているということは「相手に変わって欲しい」と期待しているのだと思います。
(もちろん関わり方を変えることで変わってくれる人もいますが、あくまで原因自分論で話をしているので変わらない体でお話しします)
ですが、変えれるのは「自分」と「未来」だけです。

世の中には理不尽なことがたくさんあります。
全部が全部、自分の思い通りにならないですよね。
交通事故みたいに貰い事故みたいなこともあります。
相手のせいにして愚痴を言うのは簡単です。
でもそれだけでは現実は何も変わらないんですよね。

もし皆さんが不満もなく幸せに生きている中で、原因他人論の方が自分の時間を使って愚痴をひたすら聞かされると思うと時間が勿体無いですよね。なんで人の愚痴を聞かないといけないんだろうって・・・。
幸せな人にとってはそのように思われてしまいます。それは本当に勿体ないことだと思います。

原因自分論は原因は自分にあるということなので、もし今トラブルを抱えている時は根本の根本を振り返ってみてみると「ずっと昔に自分が蒔いた種」が今芽吹いてしまったことが往々にしてあります。
こういった問題は対処療法だけをしていても、再発してしまうことが多いです。
なので蒔いた種の「根っこ」の原因を捉え、根本を改善するための行動が必要。

■まとめ

原因自分論とは「全ての原因は自分にある」と考えること
ただし「良い悪い」で判断するのではなく、原因の根本が何なのかを把握すること
その原因の根本に対し自分の行動を変えることで対処していくこと

簡単に言ってしまえば3行ですね・・・(笑

個人的にはプライベートにも仕事に通じる良い考え方だと思っているので今回の話のテーマにさせてもらいました。

無印良品が掲げている「豊かな生活」にも通じる内容だと思います。

参考になるなぁと思っていただければ幸いです。

今週も素晴らしい一週間にしていきましょう。