(閉)Cafe&M COCOSA熊本下通

【Café&Meal COCOSA熊本下通】青魚の底力|秋の新デリ紹介

キービジュアル画像:青魚の底力|秋の新デリ紹介

その他

2019/11/08

11月7日は秋の土用明け。季節の変わり目の身体の不調も、少し和らいできたのではないでしょうか。
明日8日は早いもので『立冬』です。
冬がはじまることをお知らせする暦です。
それに相成ってか、週末あたりまた少し気温が下がる予報も出ています。
めまぐるしい気候の変化に、お身体ご自愛くださいませ。

暦は冬ですが、まだまだ秋のメニューのご紹介。

【 さばのコチジャン煮 】
こちらは、ご注文を受けておだしするメインのおかずの一品です。

国産のさばを、定番の味噌ではなく、中国の辛味噌「コチジャン」で甘辛く味付けした一品。
骨がついたままの切り身で少々食べづらいかもしれませんが、生姜の香りを効かせた甘辛い味は、その面倒さを挽回するくらいスタッフの間でも人気です。

 


【 サンマのマリネ 】

こちらは、冷たいデリのメニュー。
秋の定番・サンマを、香ばしく揚げて、野菜たっぷりのマリネ液に漬け込みました。
揚げたサンマも、まろやかな酸味でさっぱり召し上がれます。
焼いたサンマも美味しいですが、ひと手間かけて調理したこのマリネも、さんまの美味しさを活かしているように思います。

 

どちらのメニューも、【一汁三菜セット】で選ぶこともできますし、単品でご注文もいただけます。

 

落語に「目黒のさんま」という演目があります。
世間知らずのお殿様が、狩猟の遠征に行った先の目黒(当時は山中だったそう)の農民が、庶民の食す魚といわれるさんまを焼いているところにでくわし、空腹の余り食べたその焼いたさんまがいたく美味しかった。
城に帰っても目黒で食べたさんまが忘れられず、さんまを料理人に調理させたところ、殿のためにと、骨は全て取り除き、脂があってはお体によくないとすっかり抜いてしまい、お椀に入れたつみれのような状態でお殿様の前に。
自分の求めたさんまとは全く別物にお殿様はがっかり。
「これは日本橋の魚河岸で求めて参りました新鮮なさんまです」という家臣達に、目黒が海と無縁の土地だとも知らず、
「それはいかん。さんまは目黒に限る」と大きな顔をして言ったそうな。

 

古い時代には、下衆庶民の食べ物と言われていたさんまやさばのような青魚。

今となっては、身体によい栄養もあることが大きくうたわれ、かつ季節を感じさせてくれる美味しい魚のひとつにすぎません。
美味しい時期に獲れる脂ののった魚は格別です。いろんな調理法で、旬の食材を美味しくいただくことができるのも、また楽しみのひとつでもあります。

 

Cafe&MealMUJIでは、そういう日々のヒントになるようなお料理を提供できたらと考えています。

COCOSAから見える夕暮れ空も、すっかり秋色です。
来週から、秋メニューも一部入れ替わります。
冬支度のその前に、秋の味を楽しみにいらしてください。


Cafe&MealMUJI COCOSA熊本下通


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