こんにちは。昨日に引き続き、お便り担当の|T|です。
今回は、無印良品が地域の役に立つために行っていイベントのひとつをご紹介します。

山県郡安芸太田町にある井仁の棚田は、広島県で唯一|棚田百選|に選ばれ、アメリカのCNNニュースでも「日本で最も美しい場所31選」にも選ばれた、日本の原風景ともいえる棚田です。
棚田の豊かな自然を活用して農林体験交流などを行い、もっとたくさんの人に井仁を知ってほしい。それを通じてもっと地域を盛り上げていきたい。そんな活動をしているのが、|いにぴちゅ会|の皆さんで、無印良品はそのお手伝いをさせていただいています。
具体的には…実際に農林体験交流を主催する側に立ち、無印のお客様を井仁につなげることです。そのために、田んぼ作りをイチからいにぴちゅの皆さんに学んできました。今回はその一環で、お客様もお呼びし、実際に実ったお米の収穫を体験してきました!

さぁ収穫です。現役農家でいらっしゃるいにぴちゅの皆さんからのレクチャーをいただきます。

こ、腰がきつい…しかしざくざく獲れるのが楽しい!

刈り終わったら次は干すためにしばります。これがなかなか難しかった…。

こちらも手取り足取り教えてもらいました。

刈ったばかりの籾は水分が多いため、そのまま保存すると腐ったりして、品質が悪くなってしまいます。そのため、まとめた稲はしばらく天日干しをします。そのためにも、ちゃんと乾燥できるくらいのちょうどいい量の束でまとめて、干した時にバラバラにならないようしっかり縛る必要がありました。
このあとお客様、無印スタッフ、皆で干していって…

完成~!
この時期、田んぼでよく見る光景ですよね!

また、ちょっとしたことですが、この上にかかっているカバー、もちろん雨などが内側にしみこまないように…というものなのですが、注目はその縛り方。

下に干してある稲をそのまま活用してカバーを留めています。ちょっとしたことではありますが、生活の知恵ですよね。
わざわざワイヤーとかを使わずとも、こうした工夫で十分。これでいい、という感じは無印的に共感しました。
今回は、自分たちで植えて、自分たちで収穫する、ということの大変さと喜びを強く感じました!
次回、後篇はその喜びを、おいしくいただきます…! こうご期待。
無印良品広島アルパーク