3月中旬に水路をせき止めて水(天水)を田んぼに引き始めました。約3週間が過ぎて、田んぼが水で満たされました。本日は、クロ塗りを行いました。クロ(田んぼの外側、あぜ)を泥で塗り固めて、田んぼから水が漏れて行くのを防ぐ目的の作業です。
農に学ぶ。代表の木村さんからのクロ塗りのインストラクションです。
実際にやってみると、教わったようになかなか上手に鍬を使えなかったです。
チョコレート色、お菓子のブラウニーのようです。なんとかこんな感じに仕上がりました~。
周囲の土壁をしっかりと塗り固めて行きます。
次に、苗代(なわしろ)での作業です。苗代とは、籾付きの米粒を撒いて発芽させて、田植えが出来る大きさまで育てるための田んぼを言います。
整地した苗床に籾付きの米粒を蒔いて発芽させます。米粒は、水に10時間ほど浸けて発芽を促したものを使います。お米は、栄光という品種です。自然農法に向いていて、この棚田で代々大切に育てられて来ました。
みんなで手分けをして、苗床に土を入れ、こてを使って平らにして、その上に米を蒔いていきます。さらにその上に土をかけて塗り重ねます。丁寧に作業を進めていきます。
まるで左官作業のようです。
春本番を迎えて暖かな日和ですが、油断しているとお米の発芽の大敵になるのが遅霜です。遅霜の対策として、ビニールシートを二重にかけて苗床を守ります。本日の作業はこれでおしまい!
苗代は、俳句の春の季語です。正岡子規も詠っております。
水足りて苗代青むはじめかな
写真撮影:2021年4月11(日)
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