無印良品 錦糸町パルコでは、10月11日(金)から14(月・祝)までの4日間、店内に特設スペースを設け、墨田区にゆかりのあるクリエイターの方々に、商品を販売して頂いたり、ワークショップをしていただいたりするイベント、「つながる市」を開催します。
このお便りでは、本番に向けて参加して頂く出展者様を紹介していきます。
最初にご紹介するのは、『新日本フィルハーモニー交響楽団』さんです!
実際に墨田区にある、トリフォニーホールに行き、今回は特別に、トリフォニーホールのバックヤードでお話を伺いました。
横尾忠則の赤い滝の絵がずらりと飾られています。
わたしの横で、ステージからグランドピアノが運び込まれてきます…!すごい!!
今回はスタッフの西さんにお話をお聞きしました。
― ではさっそく、新日本フィルハーモニー交響楽団の歴史について教えてください。
「1972年に、小澤征爾や山本直純らを中心に設立しました。1997年に墨田区とフランチャイズ契約を結び、1997年に完成したすみだトリフォニーホールを拠点に活動しています。」
― 主な活動内容はどんなものでしょうか。
「トリフォニーホールやサントリーホールで行う定期演奏会、その他のオーケストラのコンサートのほか、墨田区内の公立の小中学校を1年かけて全校回るアウトリーチ活動、逆に小中学生にトリフォニーホールに来てもらう音楽鑑賞教室を続けています。また、両国国技館で、年末に5千人の合唱団とベートーヴェンの『第九』を歌う催しも、30年以上出演しています。」
― 子供にとって、本物の音楽に触れる機会があるのは素晴らしいことですね。
「そうですね、『墨田区を音楽の街にしたい』という強い思いが区にありましたので、フランチャイズ契約を結んだ経緯もあります。実は、スタジオジブリの『ハウルの動く城』や『崖の上のポニョ』の音楽は、トリフォニーホールで新日本フィルが録音しているんです。」
― えぇ!そうなんですね!では、つながる市当日はどんなラインナップで演奏いただけるのでしょうか。
「せっかく子どもの集まる場所で演奏をおこなうので、ハウルやポニョの曲をラインナップしています。他にはクラシックの定番曲や、弦楽四重奏を目の前で楽しんで学べる曲を考えています。
クラシックに関するトークも楽しみにしていてください。」
― 西さん、ありがとうございました。
帰りに当日の演奏者の方たちにお会いできました。トークも楽しみな予感です!
最後に、壁一面に飾られた、ホールにゆかりのある音楽家たちのサインを拝見して、インタビューは終了です。
新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏は、10月13日(日)、11時半からと14時からの2公演となります。ぜひ素晴らしい音楽の世界に触れに来てください。
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