みなさん、こんにちは。
無印良品イオンモール津南です。
さて。
少し前にさかのぼりますが、いつものごとく津の街をお散歩していると…。
津市一身田にある高田本山前で素敵なキッチンカーを見つけました。
お店の名前は「次男の焼きおにぎり」
厳選された三重の美味しい食材で焼きおにぎりを作られています。
お店の名前の由来は、店主の秀和さんのおじい様が次男さんというお名前で、和建築の土壁の製造や販売をしていた次男さんの活き活きと働く姿が幼いころから憧れだったから…なのだそう。
地元一身田のつながりで高田本山でキッチンカーを出していると、次男さんのお知り合いだった方が焼きおにぎりを買いに来てくださって、次男さんの昔の様子を話してくださるそうです。
そういう話を聞けることが、秀和さんにとってはとても嬉しい時間なんだそう。
『幻の黒田米』や『東海醸造の豆味噌』、『下津醤油の丸大豆醤油』や『かつおの天白の本枯れ節』等、おにぎりの食材はすべて、店主の小菅さんご夫妻が足を運んで見つけられたものばかり。
特に私がビックリした食材は、清流・宮川の水で育てられた『西養鰻の伊勢鰻』
国産の鰻といえば愛知県や鹿児島県というイメージだったので、まさか地元三重県で鰻が養殖されているなんて!これは新たな発見でした。
小菅さんいわく「昔は三重県内に約200件の鰻の養殖場があったけど、今は県内に6件のみなんです」とのこと。
昔は三重県にこんなに鰻の養殖場があったとは。
三重県に鰻のお店が多い理由が分かった気がします。
焼きおにぎりと一緒に奥様の和佳奈さんがクリームソーダも作られています。
その名も「街ゆく喫茶店」
クリームソーダの定番「メロン」をはじめ、ラムネや巨峰、日向夏…etc、約30種類のクリーソーダが味わえます。
なかでも、和佳奈さんのおすすめが
こちらの「へべす」を使ったクリームソーダ。
和佳奈さんは宮崎県のご出身で、このへべすも宮崎県の特産品。
「へべすや日向夏等、自分の地元のモノもみなさんに知ってもらえたら…。」と、和佳奈さん。
「へべす」、たぶん和佳奈さんから聞かなかったら、ずっと知らなかったかも。
日本各地の良いものを伝え合えるって、何かいいですよね。
こちらが、キッチンカーを営まれている小菅秀和さん・和佳奈さん。
店主の秀和さんは、津市一身田生まれの一身田育ち。
大学以降は名古屋や東京で暮らしていました。
秀和さんいわく「地元三重を離れてみて分かったことは、県外の人々は三重のことを何も知らない人が多いんだな」ということ。
「そして、地元にいたときは分からなかったけど、海や山、美味しい産物…etc、三重には素晴らしいものが沢山あるんだな」ということ。
今は三重県内&愛知県のみだけど、ゆくゆくはキッチンカーで全国を回り、三重の良さを伝えていきたいそうです。
「地元の良さ」「伝統」「文化」etc
秀和さん&和佳奈さんのお話をうかがっていたら「そう、そうだよね」と心打たれる内容ばかりで、つい、お店の前で長居をしてしまいました。
「想いをのせて、 運び 、 届ける」
みなさんもぜひ、次男の焼きおにぎり&街ゆく喫茶店のキッチンカーに遊びに行ってみてくださいね。
『次男の焼きおにぎり』
instagram:@tsugio_no_yakionigiri
【追記】
9月25日(日)にキッチンカー8台がお米料理を創作、販売するお米フェスが津市一身田・武野薬舗駐車場にて開催されます。
もちろん、次男の焼きおにぎりさんも出店されます。
時間は10:00~16:00まで。
みなさんもぜひ。
無印良品 イオンモール津南