京都山科

【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2020/03/14

 トントン、かちっ、ジュージュー、ぐつぐつ。
 京都山科の2階ではそんな音が聞こえてきそうなダイニングキッチンの空間を展示しています。
 (京都山科は、展示している商品の種類が全国の無印良品の中でもとても多いんです。カタログではなく手で触って、くらしに溶け込む想像ができますよ。)
 
【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

 「くらしの中心にある食をうみだすキッチンはとても大切な場所です。お気に入りのキッチンだったら、毎日の料理がぐんと楽しくなりますよね」
 
【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

 そんな想いを込めてこの空間をコーディネートしたのは、京都山科のインテリアアドバイザーの通称“しろちゃん”こと白水さんです。
 今日はしろちゃんに、ダイニングキッチンのコツを教えてもらいました。


#素材の色をまとめて景色をつくる
 
【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

 「キッチンのインテリアって、あれもこれもかわいいとか使えそうとか思って買うと、いつの間にかごちゃついてしまいませんか?」

 あります! ひとつひとつ選んでいるつもりが、かえって統一感がなくて魅力を生かしきれていない気がするんです。

 「棚や小物の素材を揃えるだけで、整然とした美しいキッチンになりますよ。ここではステンレスの素材で揃えてみました。シンプルだから、主役である料理や器の邪魔をせずに景色になってくれるんですよね」
 
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 シンプルですっきりしたキッチンの中だと、使い込んだ器や道具も映えそう。見た目がお気に入りのキッチンはそこに立つたびにうれしい気分になりますよね。



#片付けやすく、使いやすい収納
 
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 「使いやすいキッチンを考えたとき、やっぱりいつものお母さんの動きが基本になるんです」
 
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 「買い物から帰ってきて、エプロンをつける。食材を冷蔵庫にしまう。使う食材を出したらシンクへ行って手を洗ったら、いざ料理スタート」

 なるほど。家事をするときの流れを想像しながら、家具の置き方を決めたんですね。
 一分一秒を争う食事の支度はキッチンを右往左往することがストレスになるから、効率良く動けると助かります。
 
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 「冷蔵庫の中から出したものは、可動式のキャスターがついたワゴンの上へ置くと便利です。ワゴンは作業台にもなるし、料理も冷めないうちにテーブルに運べますよ」

 重いお鍋もラクに運べますね!



#くらしに合わせて組み替えて使う
 
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 「人によって収納のしかたも使う道具もまったく違うから、家具って家のかたちには揃えられるけど、人のかたちには揃えられないんですよね。けど、くらしに合わせて組み換えが可能なステンレスユニットシェルフなら」
 
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 「全部見えないように収納するって人もいれば、よく使うものはすぐ使えるように出しておきたいって人もいるし、見せる収納を楽しみたいって人もいます。パーツや収納用品を組み合わせて、細部まで希望通りのキッチンをつくれるんですよ」
 
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 「希望はあっても自分だけでは組み合わせを考えられないという人も、ご相談いただければ3Dシミュレーターでプランニングしますよ!」と、しろちゃん。頼もしいです。



 それから、ダイニングテーブルの向きにも理由があるのだとか。

 「料理中のお母さんと家族がコミュニケーションを取れるように、イスが背中向きにならないようにしました。目を離せない小さなお子さんも、こっちのほうが安心です」
 
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 「お母さんが、料理をするのが楽しくなるキッチンを目指しました。春野菜の天ぷらでも揚げながら、熱々揚げたてをみんなで食べたり、今度はお父さんが揚げてみたり。そんなしあわせな風景がこんなキッチンにあれば、私たちもうれしいです」
 
【京都山科】天ぷらの音と笑い声|キッチンのこと。

 トントン、ジュージュー、おいしい音と、家族の笑い声が響くダイニングキッチン。
 家の中でいちばん好きな場所は、と聞かれると、私は迷わずキッチンと答えます。
 じぶんの手で素材を調理し、かたちを変え、料理をつくる。ふきんでていねいに拭き上げ、顔が映りこむくらい磨き上げる。遠くで買ってきた新入りの器や道具を、どこに置こうかじっくり考える。
 そんなことが楽しくてたまらないのはキッチンが好きだから。なんてことのない団地のキッチンだけれど、キッチンですごす時間が増えるほど、棚や道具のひとつひとつと少しずつ絆を深める級友のように仲良くなれる気がするのです。

 たとえば少しずつ収納用品を揃えて景色をつくってみたり、たとえばダイニングテーブルの向きを変えてみたり。ちょっとしたことでもキッチンの居心地の良さは違ってきます。

 100人いれば100通りの、“わたしが使いやすいキッチン”があります。どうすればいいのかわからないという方は、ぜひ京都山科に相談に来てください。キッチンに立ってお話しながら、インテリアアドバイザーが心地良いキッチンをつくるためのアドバイスをしてくれますよ。
 
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