家に帰ってドアを開けたらダイニングに家族が集まっていて、それぞれに好きなことをしている。「おかえりー」って笑ってくれる。そんな風景って素敵だと思いませんか。
京都山科の2階では、家族みんながゆったり座れる大きなダイニングテーブルのある空間を展示しています。
「テーブルを、衣食住の中心と考えてみませんか。ダイニングって食事するためだけのものじゃなくて、食事したあとに家族がすごす部屋であれば良いなって思うんです」
そんな想いを込めてこの空間をコーディネートしたのは、京都山科のインテリアアドバイザーの通称“しろちゃん”こと白水さんです。
今日はしろちゃんに、ダイニングのコツを教えてもらいました。
#食事以外でも過ごせたらなお良い
「大きいソファでゆったりするのも良いけど、大きいテーブルを一台置いて、食事が終わったあとも家族団らんの時間を楽しむくらしって素敵ですよね」
後片付けをしているお母さん、宿題をするこども、晩酌をするお父さん。それぞれ違うことをしていても、みんなが同じ空間にいるってなんだか良いですね。
「帰りが遅くなっても、家族の誰かがダイニングにいたら、寂しくないし会話も生まれます。座る人数よりひとまわり大きなテーブルを置いてみると、できることが広がって楽しいですよ」
食事だけじゃなくて、パソコンやミシン、勉強も、この大きなテーブルの上だと広々とできますね。
料理もたくさん置けるので、友人や親戚を招きたくなります。
「なによりテーブルとイスですごすと、くらしにめりはりがつくんですよね。ごはんを食べるときの背筋も伸びるし、コーヒーの時間もちょっと上質に感じませんか?」
たしかに、あこがれます! それにイスですごすきりっとした時間があるから、床でくつろぐ時間の幸せをより味わえそう。
立ち上がるときに、ソファや掘りごたつに比べて身体に負荷がかかりにくいところも魅力ですね。
「そうそう。イスえらびも大切なんですよ」
#チェアは揃えず気に入ったものを
「イスって同じものを家族ぶん買ってしまいがちですよね。でも自分に合った座り心地や好みって人によって違うので、無理に揃えなくても良いと思うんです」
「ばらばらでも一脚一脚が家族のお気に入りだったら、それも愛おしく思えたり。値段が高ければ良いってわけでもないので、いろいろ座ってみて選んでほしいです」
座り心地が自分に合ったイスじゃないと、長い時間座っていられないですもんね。
「そうなんです。実際に座ってみて、座面の大きさ、背もたれのカーブ、質感、木目の感じも。自分にしっくりくるイスを見つけてください」
「私は背が小さいので、足が浮いちゃうんですよね……。」と、しろちゃん。
「そんな方のために、脚カットサービスもあります。テーブルやイスの脚を自分のからだに合わせることができるサービスです」
脚カットサービスが気になる方は、スタッフにお尋ねくださいね。
しろちゃんに、家具のえらび方も教えてもらいました。
「お店にあるのと家に持って帰ったのでは、やっぱり印象が違いますよね。ここでは、ほんとの家にできるだけ近い環境を再現しました。いつもしてる行動や仕草を、ここで試してみてほしいです」
「脚を組んでみてテーブルのへりにぶつからないかとか、いつものくつろいだポーズをしてみるとか。ひとつずつ小さなストレスがなくなることで、毎日がぐっとくらしやすくなりますよ」
京都山科は、ほかの無印良品ではあまりお見せできていない家具をたくさんゆったりと展示しています。モデルルームのような住空間フロアにぜひお立ち寄りください。カタログではなく手で触って、座ってみて、自分のくらしに溶け込む想像ができますよ。
「今日はどんな一日だった?」からはじまる家族の会話。ダイニングにいるのがなんとなく居心地良くて、気づけば大きなテーブルに集まっていることが当たり前になるくらしって、良いなと思います。
繰り返す日常が当たり前であることが、幸せでかけがえのない時間。特別大きなことをしなくても、ほんのちょっと家具を変えたり、環境を変えたりするだけで、くらしは変わるのかもしれません。
大切な家族とあれこれ相談しながら、想像しながら展示を見に来てくださいね。気になることがあれば、MUJI SUPPORTにご相談ください。
京都山科を店舗フォローして、毎日の新鮮なおいしい情報やイベントの最新情報をチェックしてくださいね。右上のフォローボタンがエンジ色になればフォロー完了です。
無印良品 京都山科