春はスタートの季節。
新しい土地で始まる新しいくらし、そのことを思うと少しの不安と大きな期待で胸がいっぱいになりますよね。
3月のテーマは「新生活」。新生活を迎える方の多くが立ち止まる、「まずは引っ越し、それからどうすれば……」という迷いに、インテリアアドバイザーの3人がそれぞれのくらし方やこれさえあればという商品について話をしてくれます。
ぜひ、新生活の参考にしてくださいね。
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こんにちは。インテリアアドバイザーの川内です。
皆さん、前回のおたより「1回目の引っ越し」は見てくれましたか?今回は、部屋が決まり、引っ越しする際についついやってしまう、ちょっと恥ずかしい話をしようと思います。
これは僕がいま住んでいる部屋の間取りです。
京都へ引っ越してくるとき、家具は少しずつ集めればいいかと、「ひとまずはこれを」という気持ちで実家で使っていたデスクとテレビ台を持ち、新たにスチールユニットシェルフ(SUS)を購入し、新居に入居しました。
実際にくらしてみると、ある程度の家具は揃っているから生活に不便はないのだけど……なんか違う。家具の高さや色味がばらばらで雑然として見えました。
でも、使っている家具を処分するのにもお金がかかるし、と迷っているうちに1年が経ってしまいました。
今回は夢だった壁面を一面SUSにしようと決心し、重い腰を上げ夜な夜な組み立てました。
完成したのは夜中の3時。はじめてみるとこうかな、ああかなと考えながら組み立てるのが楽しくてあっという間の時間でした。
そして、完成したのがこちらです。
ベッドがオーク材なので、SUSのなかにも同じ色味のものを組み込み、部屋全体に統一感を出しました。全部で6万円くらい。
ついついたくさんお菓子を買いこんじゃうので、お菓子ボックスからあふれたものを棚上にしまったり。
近いうちにキーボードをはじめようかなと思っているので、組み込むSUSの幅を工夫したり。
僕は椅子に座って壁に向かう時間が落ち着くから、椅子は良いものを。
部分部分に抜けている空間をつくったので、圧迫感も気になりません。収納を全部埋めないって壁面収納のポイントかも。
引っ越しも準備するのは必要最低限の家具だけでいい。カーテン代わりにシーツを使ったり、段ボールをテレビ台に使ったり、テーブルだって平だったらなんでも変わりがききますよね。なにより、そこでくらしてみて、自分にとって何が必要かを落ち着いて考えることが大切なのかもしれません。
あれこもれも買わないと、と焦らなくていいんです。まずはこれから長い付き合いになるかもしれないその部屋とゆっくり向き合ってみてくださいね。
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不定期に発行している「つながる市」のカメラマンでおなじみの写真家 平野愛さんが携わる、「OURS. karigurashi magazine」および、「美団地KANSAI」が合流し、UR都市機構西日本支社の新たなウェブマガジン「カリグラシマガジン うち まち だんち」としてスタートしました。
くらしを成り立たせているだんちや住まい、その周辺の広がるまちの動きなどをお楽しみいただけます。
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#IAだって人間だもの
#テーブルも欲しいしソファも置きたい
#でも、まだはやい
#自分だけのくらし
#見せ方も大事
#同じ部屋?
#テレビは32インチ
#隠しお菓子も
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