こんにちは、大宮マルイです。
埼玉県にはたくさんの特産品があります。皆さまがよく耳にする農作物というと、くわいやネギ、トマト、梨、さつまいもでしょうか?
大宮マルイでは埼玉県の特産品を生産している現場に行って取材をすることで、今まで気づかなかった埼玉県の魅力を発信していきます。
身近にあって知っている方も、初めて知る方も、改めて埼玉県って魅力がたくさんあるな・・・と感じてもらえたら嬉しいです。
今回は埼玉県の本庄市で「ポポー」を栽培している「BIG YARD ポポー農園」に行ってきました。
ポポーとはどんな果物なのでしょうか・・・
和名はアケビガキと呼ばれ、北米(カナダ、北アメリカなど)原産のバンレイシ科の落葉高木の木になる果物です。
バンレイシ科の中でも低温に耐える(-30度)事ができ、戸外で栽培ができます。
大きさは品種によっても違いがありますが、150gから大きい物ですと500g程の実がなります。
ポポーの味はマンゴーとバナナに似ていると言われますが、品種により甘みが強く、とてもクリーミーな食感のものや、ほんのり酸味があって 爽やかな食感が味わえる物まで様々。
ポポーは糖度の高いもので25度を超える物もあります。
私はまだ実際に生のポポーを食べた事がないのですが、ポポージュースは洋ナシのようなマンゴーのようなりんごのような味でした。
ポポーが幻の果物と言われるのにはわけがあります。
熟してから痛むのが早く、又皮の変色による見栄えの悪さの為市場での流通が難しくだんだん栽培人口も減り、今では “幻のフルーツ”になったと言われております。
BIG YARD ポポー農園の大園さんはポポーを生産することで、農薬を使用しない農地を増やして自然を守りたいと考えています。
ポポーは耐寒性があり病害虫に強いので、果物ですが無農薬で育ちます。
栽培する上でも比較的手もかからないそうなので、副業として生産することもしやすいかもしれません。
4月に農園に伺った時にはポポーの花が咲いていました。
黒っぽい色をしていてはじめは葉っぱだと思ってしましました。
今後もポポーの育つ様子を取材していきます。ぜひご一読ください。
大宮マルイ