こんにちは、大宮マルイです。
今回は無印良品大宮マルイで来週7/11(日)に開催する「見沼野菜の店頭販売」を紹介します。
開催時間は14:00~18:00の予定です。
4階無印良品でこばやし農園の方が販売します。
※お野菜は自然のものなので天候で開催時間や開催自体が変更する可能性がございます。
見沼田んぼは大宮駅から車で20分ほどの場所にありますが、実際に訪れたことはありますか。
今回は見沼野菜を作っている土地の歴史を紹介します。
縄文時代は海の底・・・
いまより海水面が上昇していた縄文時代には、いわゆる縄文海進により東京湾が埼玉県の奥深くにまで入ってきていました。そのため低地だったいまの見沼たんぼは海の底だったのです。その証拠に、見沼たんぼの周辺の台地では数多くの貝塚が発見されており、この時代に海岸の近くで生活していた多くの集落があったことが裏付けられています。
淡水の湿地帯の時代・・・
その後、海水面は後退し、低地だった見沼たんぼは淡水の湿地帯になります。湿地帯ではいわゆるマコモやスクモなどの水草が繁殖し、枯れた草はそのまま堆積していきました。いまでも見沼たんぼの土地を1メートルも掘れば、その時代の水草の堆積層が未分解のまま掘り出されます。この層は地元では「マコモ層」「スクモ層」と呼ばれています。
江戸時代に新田開発・・・
江戸時代になると、米の生産量を確保するため、新田開発がおこなわれます。上水路として見沼代用水の東縁・西縁が利根川からひかれ、真ん中には排水路として芝川が整備されます。農地として現在の見沼たんぼの基礎が整えられた時代といえるかもしれません。
見沼田んぼの歴史を知ることで、こばやし農園の小林さんの作る見沼野菜がより美味しく感じられるような気がしました。昔は見沼田んぼが海の中にあったと思うとなんだかロマンを感じました。
見沼たんぼの肥沃な大地で育った見沼野菜をぜひお試しください。
大宮マルイ