こんにちは、大宮マルイです。
9月もあとわずかとなり、日中は暑さが残りますが、朝晩は本格的に秋らしくなりましたね。
突然ですが、秋と言えばなんと言っても「読書の秋」です♪
虫の音をBGMに絵本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介するのは1963年発行『もりのなか』です。
なんとこちらは56年前に出版されたロングセラー作品です。
もりのなか
マリー・ホール・エッツ ぶん/え
まさき るりこ やく
福音館書店/1963年12月発行
定価 (本体1000円+税)
全編モノクロで描かれた素朴なイラストに、
まるで不思議の国に迷い込んだような、
どこか懐かしい、あたたかみを感じる作品です。

〝ぼくが森へ散歩に出かけると
森の動物たちがつぎつぎと行列になってついてきました。
みんなでピクニックをしたり遊んだり。
最後にかくれんぼうをして、鬼になったぼくが
目を開けると動物たちはいなくなっていて...。
かわりにお父さんが迎えに来てくれました。″

この絵本のラストのメッセージには
〝帰る場所があることと、
迎えに来てくれる人の大切さ″
が込められているように思います。

きっとこのお父さんも幼いときに森の中で同じ空想の世界に遊び、
心から楽しいときを過ごしたのではないでしょうか?

男の子と動物たちのひとときのふれあいを描いた一冊。
ぜひ、ご一緒に森の散歩をお楽しみください。
本日ご紹介した作品は、無印良品大宮マルイのお店でご覧いただけます。
お店にお越しの際には、ぜひBOOKSコーナーへお立ち寄りください。

無印良品 大宮マルイ