こんにちは。
Found MUJI 青山です。
本日は「名尾手すき和紙」をご紹介します。
〇名尾手すき和紙 伝統和紙4種セット
消費税込 490円
佐賀県にある名尾では、約300年前の江戸時代から手すきの和紙の製造が始まりました。
現在は工房が1軒を残すのみとなりましたが、原料の栽培から紙漉きに至るまで、すべての工程が今も続けられています。
一般的な和紙の原料は楮(こうぞ)ですが、名尾和紙は楮の原種である梶(かじ)の木を使用しています。
梶の繊維は長く、和紙をすく過程で繊維同士が絡み、破れにくく丈夫な紙ができるのが特徴です。
現在も日本を代表するお祭りの提灯や障子紙などに使われており、日本の伝統文化の中に残り続けています。
今回は名尾和紙を使って、封筒やブックカバーを作ってみました。
封筒のテンプレートを印刷し、切り抜きます。
(通常の印刷用紙と比べて薄手なので、印刷機によっては紙詰まりの原因にもなります。印刷の際はくれぐれもご注意ください。)
左右を液体のりでくっつけて、乾燥させたら完成です。
スタンプのインクもにじむことがなく、しっかり押すことができました。
名尾和紙を使って、小さな冊子も作ってみました。
印刷の再現性も高く、あたたかみのある落ち着いた仕上がりです。
最後は薄手の和紙を使って、文庫本サイズのブックカバーを作ってみました。
ページをめくる度に伝わる和紙の手触りが心地よく、光にかざすとたくさんの模様が浮かび上がります。
草木から紙に移り変わる工程を想像しながら紙に触れる時間は、とても得難いものがあります。
額縁に収めてみたり、小物の下に敷いてみたり、伝統ある和紙を生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
手作業で作られているため、形や色、風合いなどにバラツキがあるのも魅力のひとつです。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひお手に取ってご覧ください。
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