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【青山】East Asiaの魅力的な商品たち その1|スタッフのおすすめ

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スタッフのおすすめ

2019/04/18

こんにちは。

本日は、タイトルにある通り「East Asia」の商品紹介です。
East Asiaとは東アジアの地域のことで、この企画では「韓国」、「中国」、「台湾」の商品をたくさん取り上げていきます。

日本とは違う文化から生まれた商品は、昔からの伝統が根付いた名品ばかり。日本で使う時にはどんな使い方があるでしょうか。

今回は第一回。韓国にスポットを当てて「オンギ」と「トゥッペギ」の2つを紹介します。

 


オンギ・小 約280ml/約直径9×高さ8.5cm

オンギ・大 約770ml/約直径11×高さ12cm


オンギは韓国の伝統的な甕(かめ)で、韓国では大きさも様々。柔らかい土に草などから取った灰汁を混ぜて作っているので、オンギは別名「呼吸する器」とも言われています。
中に入れる代表的な食材はキムチやコチュジャンですが、味噌や醤油などの保存にも適しています。

 


粒子の粗い土を作っているので、表面にはざらつきも見られます。独特な色味ですが使っていくと非常に味も出てきて、100年使える器としても知られています。

日本で使う時には、どんな使い方があるでしょうか。

キムチや味噌をそのまま入れても勿論良いですが、おすすめは、「漬物」や「梅干し」です。呼吸する器、オンギの中に入れてみると中の温度を一定に保ち、腐敗せずに中で保存することが出来ます。さらにオンギの特徴を生かしてさらに美味しく熟成するという特徴もあります。

長く使える上に、自然に近い素材で作られるオンギは割れてしまった後も、土に還すことが出来るのも特長の一つ。
砂糖や、塩などの調味料入れとしても勿論使えますので、永く付き合っていける商品になっています。

 


トゥッペギ・小 約直径14×高さ6.5cm
トゥッペギ・大 約直径18×高さ8.5cm

続いては、トゥッペギです。
こちらは、韓国料理屋さんでよくみかけビビンバやチゲなどに使われる、黒い器ですね。
このトゥッペギはオンギと同じ窯元で生産されていて、見たとおり分厚く重く作られています。これは、直火を使用するものだけに耐熱や蓄熱に優れている必要があるからです。

鉄を含んだ釉薬を塗っているのが、この黒い見た目の特徴で扱い方も特殊です。トゥッペギには極めて小さい穴が表面に開いていて、永く使うにはこの穴を「目止め」でふさぐと良いと言われています。「目止め」は、たっぷりの水に米のとぎ汁などの澱粉質を入れ、しっかりと沸騰させた後に自然に冷ますこと。これで糊で塞がり割れにくくなります。

洗う時も水が染みこむ特徴があるので、洗剤を使わずに水やとぎ汁などで洗ってゆすぐと良いです。

韓国料理ではよく見かけますが、日本の家庭では直火で使えるので、鍋焼きうどんやおかゆ、雑炊作りなどにおすすめです。取っ手が付いてないので持つ時はお気をつけ下さい。

最後まで熱々で食べたい時に重宝します。1人用サイズとしてもピッタリですので、ぜひお試しください。

 

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した商品は在庫が無くなり次第、完売となりますので予めご了承ください。
ぜひ、青山にお越しの際には見てもらいたい商品です。


今後もFound MUJIの商品の紹介や、オススメポイントを紹介していきます。
どうぞ、お楽しみに。


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